SKE48
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SKE48が「中日ドラゴンズ応援大使」に就任! 公式ムック本『100%SKE48Vol.5』の制作もスタート

 2018年4月28日(土)、『SKE48単独コンサート10周年突入春のファン祭り!〜友達100人できるかな?〜』の昼公演と夜公演が日本ガイシホールにて開催された。

 AKB48世界選抜総選挙の開催地が地元・ナゴヤドームに決まったSKE48。日本ガイシホールでのコンサートは2017年9月24日の大矢真那卒業コンサート以来、約7か月ぶり。

 昼公演の開演は12時。『overture』が流れ終わると、松井珠理奈の「全員で思い出を作りましょう! SKE48祭りにようこそ!」というかけ声でコンサートがスタート。まずは1曲『SKE48フェスティバル』でメンバー全員がアリーナ席の通路に移動。その後、11人となった新生ラブ・クレッシェンドの『コップの中の木漏れ日』からユニット祭りがスタートした。キュートな衣装で珠理奈野島樺乃野村実代が登場し『天使のしっぽ』を披露すると、会場中から「おーーー!」という歓声が上がった。

 その後、以前、SKE48のコンサートではおなじみだった寸劇が久しぶりに復活。内山命江籠裕奈大場美奈斉藤真木子谷真理佳松村香織の6人による、学校コントが行われ、緊張したがセリフを間違えるなど、会場を盛り上げた。

 続いてのMCではSKE48が「中日ドラゴンズ応援大使」に就任すること、SKE48公式ムック本『100%SKE48Vol.5』の制作、今年20周年を迎える「豚旨うま屋ラーメン」のテレビCMに3年ぶりに出演することが発表された。

 大の中日ドラゴンズファンで毎週月曜日『ドラヂカラ』(東海ラジオ)でレギュラーを務める日高優月は「SKE48と中日ドラゴンズの架け橋になることが夢だったので、本当にうれしいです。SKE48も今年で10周年を迎えるので、他球団のファンの方も応援してください」と喜びを爆発させ、ファンの笑いを誘った。また、プロ野球・交流戦開幕シリーズの5月29日から3日間、ナゴヤドームでの中日ドラゴンズ対オリックス戦で、さっそく中日ドラゴンズ応援大使としてイベントに出演することも発表された。

 また、ムック本『100%SKE48』第5弾ではソログラビアメンバーの投票を行うことも発表。さらに「豚旨うま屋ラーメン」のCM出演決定のサプライズ映像が流れると、珠理奈は「うれしいお知らせです。『豚旨うま屋ラーメン』と3年ぶりにコラボをさせていただくことになりました」とコメントし、会場から大きな拍手が起こった。

 アンコールでは会場中がオレンジのペンライトに包まれた。珠理奈は「日本ガイシホールはSKE48の一期生の思い出の場所で、さみしいなって気持ちもありました。でも今回のリハーサルでメンバーのパワーを感じて、今のSKE48は最高だなって。その気持ちのまま、今日、ステージに立ってみて、友達(=ファン)って最高だなって思いました。でもどんなときでも応援してくださるみなさんは、友達というよりも家族だと思います!」とあいさつ。ラストは『SKEフェスティバル』で幕を閉じた。

愛知県大村秀章知事が薔薇の花65本を持って登場! SKE48研究生7人が昇格

 夜公演では『overture』が終わると、少しずつメンバーが現れ始め、グループごとのダンスが始まった。そのままメンバー全員がそろったところでSKE48のダンスナンバー『Escape』(高木由麻奈ver.)が始まると、会場のボルテージも一気にヒートアップ。『青空想い』、『賛成カワイイ』とおなじみのナンバーで会場を盛り上げた。

 ユニットブロックでは、須田亜香里がセンターの『奇跡は間に合わない』で得意の軟体芸を披露し、小畑優奈がセンターの『思い出以上』で激しいダンスを見せ、会場中を湧かせた。

 ユニットブロックが終わると、1期の松井珠理奈が率いる珠理奈軍と、キャプテンの斉藤真木子率いる真木子軍に分かれ、ダンスバトルを開始。斉藤がセンターで『Darkness』をクールにきめると、対する珠理奈は『赤いピンフィールとプロフェッサー』を披露。お互い一歩も譲らないほどの気合いの入ったパフォーマンスで会場を盛上げた。バトル終了後、斉藤が「まだまだ珠理奈さん、SKE48にいてください」と言うと、「泣いていいですか?」と珠理奈が答え、会場から大きな歓声が上がった。

 須田は「SKE48はダンスがウリだったのに、姉妹グループが増えて、自分たちと言えば……を見失いがちだったけど、本当に自分たちの記憶と体の限界を超えながら、今日まで来れたことがとっても幸せで、すごく充実してました。こんなに、ステージでもメンバーの笑顔が輝いているのって、なかなかないんじゃないかなって思います。いつ入ったとか関係なく、今のSKE48を引っ張るんだという自覚を自分たちで持ち、皆さんからの応援もあるからこそ生み出せたんじゃないかと本当に感謝しています」とあいさつした。

 アンコールでは、高柳明音が「今日はあるゲストを呼んでいます」というと、本日出演したSKE48メンバー65人にちなんだ、65本の薔薇の花束を持って大村秀章愛知県知事が登場。大村県知事は「6月16日、ナゴヤドームで、AKB48世界選抜総選挙が行われます。みなさん、(SKE48メンバーを)全員上位にしてほしい」とファンに呼びかけると、会場からきな歓声と拍手が沸き起こった。

 続いて、湯浅洋SKE48劇場支配人がステージに登場。「AKB48世界選抜総選挙がナゴヤドームで開催されることを喜んでおります。ありがとうございます。SKE48がこんなにも愛されてるということに感謝しますし、これからも応援してよかったと思えるグループを作っていきたいと思います」とコメント。その後、研究生7名のサプライズ昇格発表を行った。

●以下、昇格メンバーの名前とコメント

チームS

岡田美紅(おかだみく)/8期・20歳

 私はチームEのアンダーのみしか出られてなかったんですけど、チームSのダンスを早く覚えて、先に昇格した同期に追いつけるようにがんばりたいと思います。先輩たちに追いつく気持ちで、一生懸命SKE48にすべてをささげて、これからもがんばっていきたいです。

坂本真凛(さかもとまりん)/8期・16歳

 チームSには以前から出演させていただいて、先輩がダンスをすごく丁寧に教えてくださるので、迷惑をかけているんじゃないかって思っていました。今回、チームSは若いメンバーも多いので、下の期から盛り上げていきたいと思います。

仲村和泉(なかむらいずみ)/8期・18歳

ちょっと前に同期の何人かが先に昇格して、それがずっとくやしくて、負けたくなくてがんばっていたんですけど、これからチームSでもっともっとがんばって、先に昇格したメンバーに追いついて、追い越せるようになりたいです。

チームKII

大芝りんか(おおしばりんか)/8期・16歳

 ホントにできなくて、毎日どうしようと悩む日々でした。(先月行った)地元のさいたまスーパーアリーナで「昇格して立ちたいです」と話したので、さいたまスーパーアリーナにまた立ちたい。がんばります。

チームE

倉島杏実(くらしまあみ)/8期・12歳

 ホントにSKE48が好きで、同期の昇格がつらかったです。研究生の中でどれだけいいパフォーマンスを見せられるかがんばってきて、やっと昇格させていただけてうれしい。悔いのないようにSKE48らしさ全開でいきたいと思います。

白雪希明(しらゆきこはく)/8期・19歳

本当に自信がなくて、昇格することは絶対無理だと思っていました。昇格をさせていただいたからには、早くなじんで素敵なチームの一員になれるようにがんばりたいと思います。

野々垣美希(ののがきみき)/8期・18歳

チームE公演にはよく出させていただいてたんですけど、ダンスがへたくそで、先輩の中にいると、浮いていると思っていました。これからもっと上達していい意味で目立てるようにがんばります。

 

 

 

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