松浦亜弥「完成されたアイドル」はソロアイドル歌手を終わらせた 平成アイドル水滸伝 第4回 松浦亜弥と椎名林檎の巻~歌姫と平成女性アイドル【前編】の画像

「アイドル=歌手」ではなくなったのが平成である。ここまで何度かそう書いてきた。ただ、アイドルとは断言できないにしても、平成にもアイドルと言ってもよさそうな歌手、アイドル的な面を持つ歌手は少なからずいる。アイドルとアーティストの境界線は意外に曖昧だ。見方を変えれば、その曖昧さこそが平成的とも言えるかもしれない。そしてそんな女性歌手の多くは「歌姫」と呼ばれてきた。


おおたしょういち

太田省一

 1960年生まれ。社会学者、文筆家。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビと戦後日本、お笑い、アイドル、ネット動画など、メディアと社会・文化の関係をテーマに執筆活動を続ける。著書に『木村拓哉という生き方』『中居正広という生き方』『社会は笑う・増補版』(すべて青弓社)、『SMAPと平成ニッポン』(光文社)、『ジャニーズの正体』(双葉社)、『マツコの何が“デラックス”か?』『芸人最強社会ニッポン』(ともに朝日新聞出版)、『紅白歌合戦と日本人』『アイドル進化論』(ともに筑摩書房)など。

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