AKB48の握手会に見る「コミュ力」時代のアイドルとファンの関係性 平成アイドル水滸伝 第8回 ももいろクローバーZとAKB48~ファンと平成女性アイドル【後編】の画像
※画像はAKB48 54th Single「NO WAY MAN」 Type A【初回限定盤】より

 グループの一体感という点ではAKB48も同じだ。AKB48グループも、それぞれが異なる個性を持っている。とはいえ、大所帯という違いもあってか、AKB48グループの場合には個人商店の集まりという側面も少なからず感じられる。一言で言えば、競争がそこにはある。その象徴が、1年に一度のイベントとしてある「AKB48 選抜総選挙」であることはいうまでもない。


おおたしょういち

太田省一

 1960年生まれ。社会学者、文筆家。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビと戦後日本、お笑い、アイドル、ネット動画など、メディアと社会・文化の関係をテーマに執筆活動を続ける。著書に『木村拓哉という生き方』『中居正広という生き方』『社会は笑う・増補版』(すべて青弓社)、『SMAPと平成ニッポン』(光文社)、『ジャニーズの正体』(双葉社)、『マツコの何が“デラックス”か?』『芸人最強社会ニッポン』(ともに朝日新聞出版)、『紅白歌合戦と日本人』『アイドル進化論』(ともに筑摩書房)など。

EX大衆 2020年8月号

EX大衆 2020年8月号は
絶賛発売中!購入はこちら