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本郷柚巴の小説家への道もゆずらへんで!

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【第20回】 反則のオンパレード【三題噺編part.6】

いつも全力~!   
 
元気!(100%)
笑顔!(100パー!)
果汁~!!(オーッ!!)
せ~の……100パー!!!!
小説家への道もゆずらへんで!(フゥー)
NMB48チームNの15歳、本郷柚巴です!

『反則のオンパレード』もいよいよクライマックス

~これまでのあらすじ~
転校生の白井海斗は、これから通う学校に違和感を覚えていた。感じの悪い校長に担任、さらには生徒たちにもすぐさまイジメの洗礼に遭ってしまう。そんな“反則のオンパレード”な学校で、隣の席に座る女神・聖来を見つけ、微かな希望を見出す。しかし、イジメはさらにエスカレート。ついに、白井海斗の隠していた本性が顔を出した。

 すると聖来が、髪の毛を掴んでいる短髪の腕を振り払った!
「やめて!」
 すかさず海斗は、「いいんだよ…聖来さん、もういいんだよ…大丈夫だから」
 海斗の目は座っていた。その瞬間クラスの生徒の何人かは、白井海斗の本性を見たような気がした。その後の授業、休み時間、海斗はずっと俯いたまま。昨日とは、別人のように何も話さない動きもしない。
 しかし不良たちは、
「ビビりすぎ、やっぱりもう底辺だわ」
と、さらに海斗を挑発する。
それでも海斗の心の中に抱いている事があった。
――お父さんとお母さんの安心した笑顔がみたい。
それは海斗を繋ぎとめている、たった一つの気持ちだった。


 母のあの言葉。今日は結婚記念日…海斗は1人、花屋さんに向かって歩いてる。
 財布の中身を確認する。
――2000円ちょっとか…。
「あれ海斗くん! 何してるの?」
「聖来さん?」
花屋の前で下校中の聖来が通りかかった。
「ちょっと海斗くん、帰り道はまっすぐ帰らないと。買い物ダメなんだよ」
口調は、まるで生徒会長のような聖来。海斗は聖来に注意されたが、嫌な気持ちにはならなかった。
「今日、お父さんお母さんの結婚記念日でさ…」
「えっそうなんだ! じゃあ、この花はどう!? 可愛いんじゃない?」
聖来の優しさに気を使って、聖来がオススメをしたバラの花にした。
「3本で600円になります!」
2本のバラの花を包んでもらい、1本は、聖来に《プレゼント》した。
「え? なんで?」
「この前の絆創膏と今日止めてくれたお礼…」
 聖来は嬉しそうに笑いながら「ありがとう!」
 そう言って、1本バラの花を見つめながら帰って行った。その後ろ姿を海斗は目で追っていた。海斗は買った花をカバンに入れようとした。すると突然、短髪が顔を覗き込んできた。
「おい、挙動不審の白井! 花屋で買い物? 何してんの! おつかいですか!?」
「ハハハハハ!! 花を買って部屋に飾るの?」
「マジかよ!!!! 俺なら課金に回すわ!」
 そう言いながら1人が、海斗の手から両親の結婚記念日に渡す2本のバラを奪い取った!
「返してよ」
「誰に言ってんの?」
「こんな花、踏み潰しちゃっていいよね?」
「やれ」
 短髪がアゴで指示を出した瞬間、
グシャッ!!!!!!
 無残にも両親の結婚記念日に渡す花が踏みつけられた。みるみるうちに、破壊斗が顔を出す。

「お前らみたいなクズに興味も無いから顔も名前も知らない、だから一つ言っておくわ。お前らは、名前のない俺の配下だ…」

 花を踏みつけた1人の髪の毛を掴み、海斗は本性を表した!! 慣れているように、次々と不良たちを倒していく。
 短髪も様子のおかしさを察知し、恐れおののいている。さらに目が座ってきた海斗。
その時だった。

――つづく。次回、完結です!

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