エレファンク庭
エレファンク庭

 10連休のアイドルイベントの中でも最大級のものとなった「ギュウ農フェス春のSP2019 怪物音響オクタゴン is BACK!」(新木場スタジオコースト)。電撃ネットワーク・ギュウゾウが主催するアイドルイベントももう4年目。地元・栃木とアイドルシーンを盛り上げる重要ライブシリーズとしてすっかり定着。

【写真】この夏注目!「エレファンク庭」がデビュー4か月でギュウ農フェスに参上【写真11枚】

 そんなギュウ農フェスの中でも、年間最大規模のイベントとなる「春のSP2019」に出演滑り込み出演発表となったのが、エレファンク庭(ガーデン)。何より目を見張るのが橋本愛夢・新川蘭・東條優希・椎名美友の高レベルな歌とダンス。そして4人を支えるのが修二と彰「青春アミーゴ」をはじめNEWSやKis-My-Ft2などジャニーズ関連の作詞を多く手がけるプロデューサーのzoppによるファンク・ディスコ路線の曲で、対バンでの他ファンも巻き込むパワーにあふれており、東京ライブアイドルシーンの注目株だ。

 耳の早いアイドルファンもギュウ農フェスで初めて見るという観客も多く、朝早めの時間でありながら、彼女らが立つラウンジステージは奥までいっぱい。

 クラブ感あるステージが絵になる4人が登場し、1曲目にヒットしたのは『立つ鳥跡を濁せ』。CDRとはいえ音源としても最初にリリースされた代表曲、メンバーの美しいハーモニーからステージを縦横無尽にパフォーマンス。続けてミドルテンポな歌謡R&B『エウレカ!エウレカ!』、ベースラインが心地よいファンクナンバー『DADA』と、エレファンク庭を初めて見る観客にマナーを教えるようにしっとりと熱のあるナンバーで踊らせていく。

 そんな3曲のうちに、リードボーカルでキレのあるダンスが魅力の橋本愛夢、モデルばりの高身長に華やかな笑顔で狙い撃ちな東條優希、自称「アンパンマン」しかしそのボーカル力がグループに彩りを与える新川蘭、そしてヒップな踊りを見せつけるダンスマシーン椎名美友らそれぞれの魅力をたしかに伝えて目を離させない。

「エレファンク庭は最終出演者に滑り込んだんですけど、最高のステージに最高の空間を作って、みなさんと楽しい時間を過ごしたいと思います!」とMCで宣言してからライブは後半。ここからそのスキルを見せつけた前半からギアを上げてパーティな空気に。

「令和始まったばかりですよね! でも平成忘れてないですよね。平成に感謝する曲です!」とフロアに鳴り響いたのが『39平成』。EW&F『レッツグルーヴ』を彷彿とするトラックに、メンバーが掲げたボードに合わせて「39平成!」「総まとめ走馬灯!」と観客の声を集め一体に。そしてラストの楽曲はセルフネームのアッパーソング「エレファンク庭」。4人の激しいダンスにフロアの温度も一段階上がり、椎名のダンスソロから落ちサビのクラップで25分のステージのピークを見事に作り出した。

 まだまだ活動4か月ながら、誰もが好きになる音楽性とアイドル性、そして高いパフォーマンス力。ファンクアイドルの先輩とも言えるフィロソフィーのダンスともよく比較されるが、より”和”の空気を持っているのと、作詞家がプロデューサーだけにこの日も披露した『39平成』や、新札変更をテーマにし「福沢」や「渋沢」といった名前も出る『札束ビンタ』のようなクセのある曲もまた魅力。夏にぴったりなそのサウンドはこれから何よりの武器だ。この夏「見つかるアイドル」の候補に躍り出た。

(取材=大坪ケムタ)

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