乃木坂46
※画像は乃木坂46の1stアルバム『透明な色』より

平成アイドル水滸伝~宮沢りえから欅坂46まで~
第11回 上戸彩と乃木坂46の巻~学校と平成女性アイドル【後編】

●「卒業」の意味が変わった平成

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 (前回の続き)そして、外の現実と向き合うことになったのは若手女優だけではなかった。2000年代後半になると、アイドル歌手もまた学園的な温室から離れて、外の現実と向き合おうとし始める。

 AKB48の時代性とは、きっとそういったところにあるのだろう。その存在を他にない魅力的なものにしたのは、メンバーたちが現実の過酷さにひるむことなく対峙する姿だったに違いない。舞台裏を映したドキュメンタリー映画や選抜総選挙を思い出すまでもなく、彼女たちはドキュメンタリーの世界をリアルに生きてきた。

 ただ一方で、AKB48にも学校的な要素は残る。冒頭でも書いたように、アイドルとはプロセスを見せる存在であるという本質は変わらないからだ。AKB48のメンバーたちは、総選挙の順位など厳しい現実に直面しながらもその試練を乗り越え、成長しようと努力する。またメンバー同士はライバルであると同時にクラスメートのような仲間でもある。

 とはいえ、そのなかで意味合いが大きく変わるものもある。「卒業」は、その代表的なものだ。

 昭和のアイドルにとって、卒業とは明確な終わりを示すものだった。日本テレビのオーディション番組『スター誕生!』の出身者で同学年だった森昌子、桜田淳子、山口百恵の「花の中3トリオ」は、「花の高3トリオ」になった1977年3月に日本武道館で「涙の卒業式」と銘打ったジョイントコンサートをおこなっている。つまり、3人が実際に高校卒業の年齢に達したときにアイドルユニットとしての活動も終わったのである。

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