それは『金八先生』もまったく同じである。このドラマはいつも10月に始まり、半年後の3月に現実の学校と同じように卒業式の回で終わりを迎えていた。ドラマは現実の学校のスケジュールと同時進行していた。

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 一方、AKB48の卒業は、百八十度と言っていいほど意味が変わっている。卒業は、あらかじめ決まっている学年に合わせてやってくるものではない。卒業は自分で決めるものになる。いつ卒業するかは理由も含めてそのひと次第だ。モーニング娘。からすでにそうではあったが、AKB48では主体的な“決意”という側面がさらに強まった。

 たとえば、初代センターであった前田敦子などもそうだろう。第1回の2009年から2011年まで選抜総選挙で大島優子と熾烈な首位争いを演じていた彼女は、2012年の選抜総選挙への参加辞退を表明するとともに同年8月の公演をもってAKB48を卒業した。

 その経緯だけを見ると、同じグループ内の競争に疲れたための卒業ではないかとも思える。しかし、前田敦子自身はそうではないと言う。卒業を決めたのは「限界を感じたわけではなくて、自分もAKB48も次に進める時だと思えたから」だと後に語っている(『涙は句読点 AKB48公式10年史』)。

●「学校=居場所」としての乃木坂46

 前田敦子の場合は女優だが、歌手にせよタレントにせよ、あるいは芸能以外の仕事や学業にせよ、次のステップに進むためにするもの。現在のグループアイドルでは、卒業はそういうものになった。

 逆に言えば、グループにいることが自分にとって必要だと思えば、ずっとそうすることもできるようになった。昨年2018年末にHKT48からの卒業を発表した際の指原莉乃も、グループ愛・メンバー愛をにじませながら、なかなか卒業を発表できずにいた日々があったことを吐露していた。

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