
高山一実セカンド写真集『独白』インタビュー(5/5)
【写真】乃木坂46高山一実「笑っていない顔」を選んだ理由。『独白』インタビュー(5/5)
乃木坂46の高山一実がセカンド写真集『独白』(徳間書店)発売を記念して、2月27日に福屋書店新宿サブナード店にてお渡し会を開催。お渡し会の前に報道陣の前で取材に答えた。全5回に分けて彼女の発言を余すことなく紹介する。(第5回)
写真集のタイトルは『独白』。この由来や、写真集のコンセプトについても語った。
「モノローグとか、独り言とかいう意味があって、秋元(康)さんにつけていただいたんですけど、自分の中でもすごくしっくりくるなと思って、これに決定いたしました。写真集って、たとえば、この角度の私を撮って、とか、こうしたらセクシーでしょ、とか、そういうふうな撮り方もあると思うんですけど、今回はいっさいそういうことをしてなくて。ただただ風景を見て物思いにふけったり、フィンランドの町を楽しんでる瞬間を切り取っていただいたので、そういう意味では独り言という言葉、“独白”がすごいしっくりくるなと思ってます」
自分でも、独り言ではないが、独りインタビューはよくするという。
「ひとり情熱大陸とかも、よくお風呂の中でするんですね。たとえば、時計職人の方が頑張って作ってらっしゃって、その思いを語ってたりするじゃないですか。それみたいな感じで、私がアイドルにかける思いみたいなものを語ったりはしてます」
報道陣に実際の様子をリクエストされると、「私はアイドルが好きでこの業界に……」と語り始めるも、「やっぱりひとりじゃなきゃ無理ですね、恥ずかしくてできません」と、最後まで「ひとり情熱大陸」を完遂することはできなかった。
写真集の特典には、ポラロイドが収められたZINE以外にしおりもある。
「こちらがランダムで入ってる4種類のしおりなんですけど、これは実際に私がフィルムカメラで撮影させていただきました。オートではなくマニュアルだったので、すごく難しくて、現像したら使える写真が全然なかったりしたんですけど、その中で何枚かはいい写真が撮れたと思ったので、ぜひ、とお願いしました。さりげなく使っていただけるかなと思っています」
写真集と小説、表現が違うが、どちらが向いていると自分で思うか、という質問も出た。
「本心を語るという意味では、文章のほうが語りやすいです。ただ私はアイドルが好きで、アイドルになりたくてアイドルになったので。アイドルといえばカメラの前ですごく楽しそうに歌ってる姿ですとか、番組でいろんな表情をしてたりですとか、そういう表情も大切だと思うので、私はこれからも乃木坂にいる間は、両方で伝えられたらなって思ってます」
自身の文章と写真集を融合したものとかも可能性があるのでは、と問われると、「いいですね。いままで考えてなかったですけど、でもすごく素敵だなって思ったので考えたいです」と答え、今後をうかがわせた。小説についても「『トラペジウム』を書き終わって、自分の中で書きたいものは全部書いたので、次に書けるものっていうよりは、意欲が湧くものを探してる最中なので、いろんなアドバイスをいただけたらうれしいです」と、次回作への思いを語った。
今回の写真集の表紙カットは、いつもの高山一実のイメージと異なる、アンニュイな雰囲気のものになっている。
「こういう表情をしてるカットが何カットかあって、普段自分がしない表情をしてるなって自分でもビックリしたんですけど、そのうちのひとつがこの表紙の表情でした。この表情がすごく好きで、このときにどう思っていたとかも覚えていて、その感情を思い出すだけで将来うれしくなるような、泣いてしまうんじゃないかって思うくらい、この時はいろんなことを思っての表情なので、この表紙にしました。候補が5パターンくらいありまして、その中で3パターンに絞って、一番気に入ったのを通常版にしたんですけど、近くの意見聞きたいなって人全員に聞いたら、これがダントツで人気でした」
高山一実といえば、口角が上がっているイメージがあるが、そういう写真は選ばなかったという。
「実際、笑ってるカットがほんとに多かったので、たくさん選択私はあったんですけど、自分の中ではこれ一択でしたね。意識してこの顔をすると、よく日村さんに真似されちゃう歌番組の変な顔になっちゃうんですよ。アンニュイを意識しすぎて気持ち悪くなっちゃう」
最後に、これからは? と問われると、「これからは笑っていたいです」といつもの高山節で笑い、取材は締めくくられた。
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