躍動的な踊りを見せるトランシーな『恋のさきっぽ』、4人の歌声の調和が美しいポストロック『抜けない根無し草』、変化する曲展開に心つかまれる『焦がれてプラネット』、重厚でドラマティックな『S』と現在の路線に変わってからの代表曲が、いつも通りの静かな熱とともに披露されていく。

【写真】HAMIDASYSTEM、“はみ出す勇気”がつかんだ唯一無二なアイドルの到達点【写真24枚】

 最後までMCをやらないステージが多かったHAMIDASYSTEM、この日もメンバーから何の言葉も挟まずにライブは進行していく。ただ、ライブを見て刻みつけろと言わんばかりに。

 そして昨年活動においても大きな流れとなったコンセプトアルバム『歪んだ鉛筆は誰かに折られないために』から4人をイメージした各楽曲、そしてアルバムを締めくくるナンバー『行方』。曲の流れが初期曲から最近のものへと進む流れを見て、観客はライブの終わりが近づいているのを予感する。

 結果的にラストシングルとなった『黄昏の君』『黎明の貴方』、そして19曲に及ぶラストライブの締めとなったのが『物語のおしまいに』。昨年の『歪んだ鉛筆は誰かに折られないために』のために書かれたエンディングテーマ的なこの曲、このラストライブの締めで使われることを予言していたかのように響く。既定のアンコールなど用意しない、最上の曲と演出、パフォーマンスで4人が作り上げた最後のライブだった。

 19曲を終えたあと、この日最初の、そしてすべてのライブの最後となるMCがはじまる。全曲終わってからの「HAMIDASYSTEMです、よろしくお願いします」と言ういつもどおりのあいさつのあと、来場してくれたファンに感謝を述べるとともに、ひとりずつメッセージを送った。このライブの後はBEETは芸能活動終了、ほかの3人は新グループでの活動が発表されている。

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