90年代から2000年代序盤にかけては、それら繊維系メーカーのキャンギャルとの人気や注目の相乗効果もあり、その歴史における一大ムーヴメントを築き上げた時期と呼んでも過言ではない。ざっと主な顔ぶれを挙げてみると、アサヒがかとうれいこ(1991年)、藤原紀香(1994年)、伊東美咲(1999年)、井川遥(2000年)、東原亜希(2003年)、サッポロが畑野ひろ子(1998年)、小林恵美(2005年)、サントリーが鈴木京香(1990年)、遠野舞子(1994年)、釈由美子(1999年。筆者注.サントリー『スーパーホップス』のイメージガール)、安田美沙子(2004年)、キリンが原久美子(1991年)、中島史恵(1993年)、米倉涼子(1996年)などなど。山口智子、飯島直子、藤原紀香、伊東美咲、井川遥などは繊維系メーカーのキャンギャルと二冠で活躍、一気にブレイク・ロードを突き進むこととなり、キャンギャル選出の重みは、フジテレビビジュアルクイーン・オブ・ザ・イヤー(1992年スタート)や日テレジェニック(1998年スタート)など、グラドルを中心としたアイドル系の賞に堂々匹敵するものになっていった。

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「水着姿でジョッキを持ってニッコリという定番のポスターが、いつしか居酒屋では欠かせないものになっていきました。井川や米倉、藤原紀香あたりのポスターはお茶の間人気と相まって、アイドルグッズのお宝ショップで高値で売買されるようにもなりました。ただ、キリンが2003年、サントリーが2004年をもってキャンギャルを終了。繊維系の東洋紡やカネボウも同時期にやめており、予算の関係や宣伝効果の減少など、一つの時代の終わりとして業界やファンからは受け止められるました。以降は、20代の人気アイドルや若手女優がビールを中心としたアルコール系飲料のCMに出演するようになり、現在にいたります」(同氏)

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