これまでも多彩な演出をライブに取り入れてきた・・・・・・・・・。今回のワンマンの会場に入ると、元キャバレーであるキネマ倶楽部のクラシックなホールに8つのスクリーンと過去の衣装が吊られて展示されている。開場から開演までの時間には、南沙織に始まるアイドルソングが歴史を追うようにメガミックス状態で流れ続け、その合間にメンバーがソロで登場してのパフォーマンス。いずれも過去のワンマンや定期公演で見せたものの変奏された再演であり、過去から現在までをここで見せつけようというチームの思いが伝わってくる。

【写真】・・・・・・・・・が見せたアイドルの実験、ラストライブで美しく咲く【写真5枚】

 ラストライブ一曲目は『しづかの海』。3人になってからの初のナンバーで、ギターサウンドと彼女たちの声がホール中に濃縮されたように響き渡る。これまでも音響にもこだわってきた・・・・・・・・・だが、この日は最後とあって、時に全身に沁み入り、時に耳を突き刺すようなサウンドは特に素晴らしいものがあった。

 そして場内に吊られた8つのスクリーンに映されたのは、デビューワンマンから前回ワンマンまでのそれぞれのライブ映像。会場をモニタ替わりにwebブラウザが重なった状態でライブを見ているようだ。続いて『Can You Feel The Change Of Seasons?』とバンドサウンドとアイドルを調和させた・・・・・・・・・ならではの曲が続く。

 会場から振り絞るようなMIXとコールが打たれる『きみにおちるよる』でフロアの空気のギアを上げてからは『星屑フィードバック』『サイダー』『ソーダフロート気分』などの人気曲を交えて、この2年半を駆け抜けるような選曲。中にはスプリットシングルを出した盟友tipToe.のカバー『クリームソーダのゆううつ』も。あらためて、視線は見えなくても、その振り絞る声、躍動するダンスと全身で表現する3人はエモーショナル。シューゲイザー曲『いくつかの夜、いくつかのさよなら』では、壮大な空間に解き放つような世界観を作り出す。

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