■学生時代はポエマーだった

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藤田 俳句ってどういうときに詠むんですか? 私は思いついたとき、携帯に歌詞をメモったりするんですけど。

北大路 僕もやっぱり携帯が多いよね。電車のなかで作ることがいちばん多いかな。電車って景色が変わるじゃない。人も入れ替わるし、自分が動かなくても自動的にいろんな情報が入ってくる。恵名さんはどういうときに作る?

藤田 私は水回りでできることが多いです。お風呂に入ってるときとか、お皿を洗ってるとき、携帯も触れなくて、ただそれだけをしていなきゃいけない時間。そういう状態のときに頭がフル回転してて、イメージが浮かんでくることが多いですね。

北大路 そうなんだよね。言葉って他のことに集中しているときのほうがポロっと。今まで考えていたことが突然開けたり、何か新しいことを思いついたりするんだよ。言葉をひねり出そうと必死になってるときって、逆に萎んじゃうんだ。

藤田 そう! だからストックを常に用意しておいて、納期があったりすると、その引き出しから持ってくるような感じで作ってます。学生時代は授業を聞かずにノートにポエムをつづっているようなタイプだったので(笑)。

北大路 でも、呼吸の長さも特徴的だよね。一息で思いついたことを一気に言っちゃう感じ。浮かんだ言葉そのままだから、相手にも届きやすいと思うんだ。

藤田 音楽って俳句と違って制限がないので、やりにくさを感じたことはないんですけど。それこそ何かルールに則って、決められたなかで作るとしたら、私はうるせえ! ってなっちゃいます(笑)。

北大路 そういうところにも詩的な要素はあるんだよ。思いついた言葉を一曲にまとめるときの順序や組み合わせのセンスがすごいいいと思った。もしかすると非常に俳句的な作り方かもしれないよ。