■面白がってもらえるうちは、とことんピエロになりたい!

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藤田 たとえば、同じ“好き”を伝えるにしても、好きって言葉を使わずいかにこの気持ちを伝えるかっていう。好きってときにはすごい強い言葉にもなったりするけど、ありふれたラブソングがあるなか、もうみんなが聞き慣れて言葉そのものの重みもなくなってる気がする。だから、これ作った人ってどういう感性してるんだろう? って思うような歌に惹かれますね。え、こんな言葉がハマっちゃうんだ? みたいな。

北大路 僕は歌詞を見て、否定が強いかなって思ったよ。なんとかじゃないっていう否定形と、最近は自虐っぽいものが多いのかなと。それがとても興味深かった。やっぱり今の世のなかは暗いですからね。

藤田 そうですね。どうしても前向きにはなれないという(笑)。

北大路 “愛しあえばハッピーだ”みたいなのはバカかよって思うね。もう今の時代に幸せなんかないんだ(笑)。だから、恵名さんの歌詞は非常に現代的な考え方の上に成り立ってるって感じがした。僕、『病み彼』が良いなと思ってね。“君を見捨てないよ私のため”って言うでしょ、あれがかっこいい。

藤田 ありがとうございます! ああいう思い切った歌って、今となってはちょっと恥ずかしいんですよ。でも意外とウケてて、『病み彼』好きって言ってくれる人は結構多いですね。

北大路 いいよね。あの変な開き直り方とかも現代的で面白いなと思った。ほんとね、共感できるんですよ。開き直った瞬間に、同じ思いをしてる人が救われるっていうのがある。僕たちが“屍派”って屍を名乗ってるのにも、一度死ぬことによって開き直ってまた生き返るっていう意味があるんだ。

藤田 まだまだですが、最近は開き直りとか諦めって、経験を積んで達観していった先にあるものなんだなぁって、実感してます。若い頃って、夢にがっつき過ぎるじゃないですか。今日も麻雀がきっかけでお声がけいただいて、なんでもやるようになった今のほうが、いろんな方に知っていただく機会は増えましたね。