松井玲奈
※画像は松井玲奈の小説『カモフラージュ』(集英社)より

大森望の極楽アイドル沼 第8回

 松井玲奈のデビュー短編集『カモフラージュ』が、集英社から四六判ハードカバー単行本で刊行された。

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 小説すばるに掲載された3編(そのうち、「ジャム」と「拭っても、拭っても」の2編は、今年1月にこの連載で紹介済み)に、書き下ろし3編を加えた全6編を収録する。

「カモフラージュ」という書名は、同じ題名の短編が収録されているわけではなく、短編集全体を象徴するタイトルとして選ばれている。

 編集部が帯につけたキャッチコピーが、「誰もが化けの皮をかぶって生きている」なので、なんとなく“擬態”がコンセプトになっているということだろう。

 ちなみに、ぼくがこのタイトルを聞いて思い出すというか、思わず口ずさんでしまうのは、中島みゆきが作詞作曲し、柏原芳恵が歌ってそれなりにヒットした昭和末期(1983年)の名曲「カム・フラージュ」。

 本命を隠すための偽装工作としていつも呼び出される“偽物両思い”の女性主人公の悲哀を歌う曲で、本書の巻頭におさめられている新作「ハンドメイド」は、わりあいそれに近い世界を描いている。

 もっとも、「ハンドメイド」の主人公と、同じ会社に勤める年上の恋人(林田さん)は、“偽物両思い”とは正反対の、秘めた関係。ときどき、冷めてもおいしいお弁当をつくって会社に持っていって、ホテルで落ち合ってその弁当を林田さんに食べてもらうことが語り手の喜び。思いあまって、「私たちってどんな関係なんですかね」とたずねると、「簡単な関係じゃない」けど「恋人だと思いたい」という答えが返ってくる。しかし……。

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