『tomodachi』のアウトロから『byebye』のイントロの数秒で、セーラー服から黒いドレッシーなワンピース姿に早替えをしたヌュアンスの4人。生バンド編成によりサイケなギターやメロウなキーボードが普段のライブ以上に熱を上げ、4人の躍動感も高まり続けるステージが、さらに一段高く弾けたのが人気曲『セツナシンドローム』。ダンダンダン…とドラムに合わせたクラップで会場は一体に。さらに曲の途中にサブステージには、ヌュアンスの曲も手がけ、対バンなど親交も深いヒップホップユニット「絶対忘れるな」がサプライズ登場。コラボ曲『ぜっなシンドローム』として「ヌュアンスと言ったらかわいい! かわいいと言ったらヌュアンス!」のコール&レスポンスで観客たちの熱をさらに引き上げた。

【写真】nuance「2バンドセット」でワンマンライブを開催【写真7枚】

 合間合間に白いフラッグを使った演出も入り、シンプルな小道具で4人の魅力を最大限に見せていく構成。新譜『town』からもアーバンな空気感が増幅された『cosmo』、メンバーのラップもあおり気味になって力強い『ヒューマナイズド・ヒューマノイド』と、バンドならではのサウンドに、従来の曲も新曲にも魔法をかけたように一層踊らされる。misakiのホスピタリティ溢れるあおり、珠理のアイドル好きらしい意識とパフォーマンス、みおのボーイッシュな存在感と熱情的なダンス、わかのアイドル感たっぷりな表情と、4人それぞれのステージ上での存在感がとにかくステージを濃密な空間に仕立て上げる。

 終盤の盛り上がりピークとなったのが、最新シングル曲『タイムマジックロンリー』。「everybody say wow!」のコールに会場中が拳を挙げ、「今日は来てくれてありがとう!」「今日の一日絶対忘れないからね!」というメンバーの声に、フロアはこの日いちばんの歓声で応える。そして本編ラストに選ばれたのはバラード曲『wish』。その涙まじりの歌声に、さきほどまで大声を出していた観衆も胸をつかまれ、静かに耳を傾ける。そして後方の椅子に白いフラッグがかけられ、ライブのキービジュアルだったtownの光景を作り出し、ワンマン本編は幕を閉じた。

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