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 7月28日、tipToe.にとって6度目のワンマンである「Colorful」が渋谷クラブクアトロで開催された。昨年の初夏というと「アザーレコメンドLIVE」で初のTOKYO IDOL FESTIVAL出演を射止めたころ。今年はセカンドフルアルバム『daydream』発売からTIF、@JamEXPOといった2大アイドルフェスも早々に出演が発表と、去年に比べると順風満帆に思える。

【写真】【写真22枚】tipToe.6人最後の夏!6thワンマン「Colorful」で彩り鮮やかにトップスピードで駆け抜けた!

 しかし、tipToe.ファンなら皆知るところだが、同グループは所属期間が3年限定。1期メンバーの3人にとっては残り半年となる。最後の夏の幕開け--それがこのワンマン「Colorful」だった。ぎっしりと観客が詰まった渋谷クラブクアトロ、そのステージにかかったカーテンが青く照らされ、6人の夏の幕が上がる。

 1曲目『The Curtain Rises』を、いつもより長めの前奏で、期待をはちきれんばかりに高めたあと、カーテンの奥に登場したのは燃えるようなワインレッドの制服を着た6人。前の制服が目の覚めるような青だっただけに、青春から朱夏へ、という言葉がぴったりだ。過去最大のワンマンライブでのフロアの高まりを受け止めながらも、その勢いからは気後れは一切感じず、叩きつけるようにエモーショナルなナンバーを歌い上げる。続いて『ハートビート』『ソーダフロート気分』と前奏がかかる度に歓声が湧き、観客の心も体も前のめりに。

 フロアの空気がいつもより熱いのは偶然ではなく、イベントタイトル「Colorful」の名のとおり、ステージの上下にスティック形や球形の照明が追加しており、メンバーカラーに華やかに輝く。ただ、その演出はたしかに舞台の彩りを絶やさないが、それ以上にメンバーの輝きがその演出に負けてないのが何より印象に残った。もう曲や演出に頼るのではなく、それらを引っ張れるだけのパフォーマンスの光を今の6人はステージから放てる。

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