■“元祖メガネアイドル”若山セツ子は20歳で結婚も八千草薫の不倫略奪愛で捨てられる悲劇

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 “世界のクロサワ”こと黒澤明の結婚相手も女優だ。相手は、第二次世界大戦中に公開された自身の監督作『一番美しく』(44年)に出演した矢口陽子だ〈#〉。

 東宝の谷口千吉は49年、30代後半のときに初監督作品『銀嶺の果て』(47年)に出演した女優・若山セツ子と自身2度目の結婚をした〈*〉。若山は、東宝ニューフェイス第1期生で当時20歳。映画『青い山脈』で丸メガネをかけた女子高生役を演じ、アイドル的な人気を獲得している。いわば、『眼鏡の男の子』という曲でデビューしたBEYOOOOONDS(ビヨーンズ)の前田こころより70年も早いメガネ系アイドルともいえる。

 だが、若いアイドル女優と結婚しながらも、谷口は結婚から5年後に監督作『乱菊物語』に出演した清純派女優・八千草薫と不倫関係に。結局は、谷口は若山を捨てるようなかたちで、翌年に40代なかばで当時26歳の八千草と再々婚している〈#〉。だが、この不届き者ぶりは問題視され、谷口はしばらく監督業を干されることになる。

 このほか、昭和期に映画監督が女優と結婚した主な例をリストアップしてみよう。

◎55年/松山善三&高峰秀子〈#〉
◎58年/井上梅次&月丘夢路〈#〉
◎57年/イヴ・シャンピ&岸恵子〈*〉
◎60年/大島渚&小山明子〈#〉
◎65年/深作欣二&中原早苗〈#〉
◎67年/篠田正浩&岩下志麻
◎82年/高橋伴明&関根恵子(現・高橋惠子)

 松山、大島、篠田はいずれも当時は松竹の専属(結婚時の大島はまだ助監督)。イヴ・シャンピはフランスの監督だが、岸恵子とは松竹主導の日仏合作映画『忘れえぬ慕情』(56年)の監督と主演女優という立場だった。昭和の松竹は、日本映画史上もっとも“監督がアイドルと結婚しやすい現場”だったのかもしれない。

 他に伊丹十三と宮本信子というカップルもいるが、2人が婚姻関係を結んだのは69年で、俳優だった伊丹が『お葬式』(84年)映画監督に転身する前である〈#〉。

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