■さりげないことが、かけがえのない瞬間になる

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――なるほど。では、外の世界に出て行く「卒業」の当事者として、西野さんが描かれていましたが、何か気付いた演出はありましたか?

松江 質問をしてても、答えを聞いてるんじゃなくて、戸惑いを撮ろうとしてんだなと思いました。グループを卒業する深夜12時を過ぎた直後にインタビューしていましたが、一番フワッとしてる時間帯を狙ってたんだと思いますね。アイドルを卒業したばかりの、かといってプライベートに戻ったわけでもない、微妙なタイミング。また齋藤さんもあえて強調して「これってインタビューなんですか?」と聞いていましたけど、多分、彼女たちもはっきりと映画に参加したって気はないんじゃないでしょうか。

 メンバーも多少は想像していたと思うんですよ。AKB48のドキュメンタリーのように過呼 吸で倒れるところとか、めちゃくちゃ頑張ってるところとかを撮られるのかなって。そういう覚悟でいたら、「案外、そうでもないんだな」っていう(笑)。監督自身も冒頭で戸惑いを語っていましたが、その思いはメンバーにもあったんじゃないでしょうか。

 だからこそ「レコ大」のリハをモニターで見て、みんなで立ち位置の確認しているシーン、とても良かったですよね。ああいう、さりげないことが、かけがえのない瞬間になるというか。思い出に残るのってああいう時間なんですよね。

――かけがえのない瞬間って、大賞を受賞した時じゃなくて、みんなでトロフィーを持っ て……。

松江 「重い、重い!」ってやってるところだよと。そういうことって、人生経験をしてる人だからわかるんですよね。後に彼女たちが本作を観た時、すごく良い記録を撮ってくれたと思うんじゃないでしょうか。今よりも数年後、数十年後により伝わると思います。だから、卒業アルバムみたい映画だと思いました。

 ただし、このアルバムの編集者は人生を俯瞰する先輩。卒業アルバムって卒業後に対峙する「世界」についてのことは当然、載ってないんですが、彼女たちの目線とはちょっと違う視点が加わって、それが書き加えられていると思います。現実と時間を記録するドキュメンタリーという手法だからこそ作れた「映画」ですね。

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