深川麻衣
深川麻衣

 アイドルにとって卒業後の「セカンドキャリア」もなかなか難しい。

他の水着記事を読む

 まして人気アイドルグループのメンバーともなれば、ファンや世間の注目も集まるだけになおさらだ。AKBグループや坂道シリーズの出身者だと、大人数での活動から一転してひとりだけの活動になる不安や大変さもあるだろう。

「セカンドキャリア」の具体的な進路としては、やはり女優への道が多いだろうか。そこには女優という職業への憧れもあるに違いない。だが演技の世界での成功は、ライバルも多く決して簡単なことではない。

 そうした中で注目したいのが、乃木坂46の1期生だった深川麻衣だ。この10月から始まる阿部寛主演の連続ドラマ『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)への出演が決まっている。

 13年前に放送され、いまだに根強いファンを持つ『結婚できない男』の続編。ドラマファンの期待も高い作品だ。深川麻衣は、阿部寛のマンションの隣人役を演じることが発表されている。前シリーズでは国仲涼子が演じた重要ポジション。今回はどのような役になるか興味津々である。

 乃木坂46を卒業後、深川麻衣は2018年には『パンとバスと2度目の初恋』で映画初主演、映画賞も受賞するなど、女優として着実にステップアップしてきた。そして今年2019年は、いまふれた『まだ結婚できない男』以外にも印象的なドラマ出演が相次いでいる。

 まずNHK朝の連続テレビ小説『まんぷく』では主人公の姉夫婦の次女役で登場、これが記念すべき朝ドラ初出演だった。さらに『日本ボロ宿紀行』(テレビ東京系)では、地上波連続ドラマ初主演を果たしている。

 この『日本ボロ宿紀行』は、テレ東ならではのテイストにあふれた深夜ドラマだった。彼女が演じるのは、かつてヒット曲を出したもののいまは鳴かず飛ばずの男性歌手の所属する小さな芸能事務所の社長兼マネージャー。二人は再起を期して新曲キャンペーンで全国各地を回る。お金もないので、泊まるのはいつも“ボロ宿”だ。その行く先々で起こるさまざまな出来事がロードムービー風のタッチで描かれる。

 このドラマの深川麻衣ははまり役だった。二人は切羽詰まった状況なのだが、深川麻衣演じる篠宮春子は実は大の“ボロ宿”好きで、年季の入った宿の風情を心の底から楽しんでいる。また高橋和也演じる年上の一発屋歌手と時には大ゲンカしながらも、決して彼を見捨てない。そこには乃木坂46時代に周囲を包み込むような物柔らかさ、優しすぎるほどの人柄から「聖母」と呼ばれた彼女のキャラクターが絶妙に生かされていた。

 朝ドラ、深夜ドラマ、夜9時台の人気ドラマの続編。こう見ても、出演作品はバリエーションに富んでいる。それだけまだ女優として「色がついていない」強みがあるということだろう。その内に潜むポテンシャルがどのようなかたちで開花するのか大いに期待したい。

【関連記事】

・乃木坂46生田絵梨花「期別対抗バトル」でバラエティ力が完全復活!

・『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』を松江哲明監督が語る!その2

・乃木坂46出演「「明治エッセルスーパーカップSweet’s」新CMが放送開始!

・ヤンキース・田中将大、楽天・松井裕樹、卓球・丹羽孝希ほか、アイドル好きのアスリートたち

・乃木坂46の4期生がヒット祈願で富士山登頂! キャプテン秋元真夏は!?