『ぼくらの七日間戦争』を松江哲明監督が語る!の画像
※画像は『ぼくらの七日間戦争 角川映画 THE BEST』[DVD]より

 ドキュメンタリー映画監督の松江哲明氏が、アイドル映画を評論し……、というか、アイドル映画ってそもそもどういった作品のことを指すのか? という再定義を目指す連載。今回は90年代を代表するアイドル女優、宮沢りえ主演『ぼくらの七日間戦争』です。

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『ぼくらの七日間戦争』がアニメ化されると聞いた時、私の脳裏にタンクトップの宮沢りえが浮かんだ。

 それまでの角川映画同様、アイドルが女優への一歩を踏み出すという図式の本作は、彼女の代表作であることは間違いない。そして当時小学生だった私にとってはTM NETWORKの名曲『SEVEN DAYS WAR』と共に憧れのお姉さんとして映る。

 大人たちに反旗を翻す「ぼくら」の廃工場での生活は楽園のようで、佐野史郎、倉田保昭、大地康雄といった憎き教師たちを中一ならではのアイデアでやっつける姿は現実離れしているからこそ痛快だ。

 そう、本作は当時はリアルだったオンザ眉毛のカット、1mmも許されないスカートの丈のチェック、校門圧死事件(本作の2年後に実際に起きた)といった今なら完全アウトの校則を描いているからこそ、子どもたちの反乱は愉快痛快でなければいけないのだ。

 その中心にいるのが宮沢りえなのだが、今にして思えばなんと適役だったことか。当時を生きていた一人としてブームの中には「宮沢りえにならナメられてもいい」というノリがあったように思う。ドラマ『いつか誰かと朝帰りッ』(フジテレビ系)はまさに、彼女の生意気キャラが生かされて人気となり「ぶっとびー」は流行語にもなった。大人をからかう資格が彼女にはあった。

 その一方でキットカットやリハウス、ポカリスエットといったCMでは堂々たる美少女でいてくれるので、幼い私がツンデレという当時はまだない言葉を感じていたことは、間違いない。ちなみに来年公開されるアニメ版では同じ役で宮沢りえが出演する。予告編の声を聞いただけでテレビ放送時に録画したVHSを繰り返し観ていた記憶が蘇えり、胸にこみ上げるものがあった。

https://www.youtube.com/watch?v=NyQooSmYyXM

https://www.youtube.com/watch?v=IhJG4helDKk

あらすじ

 夏休み前のある日、11人の中学生が廃工場に立てこもり、理不尽で規則だらけの学校や大人たちへ“反乱”を起こした…。宗田理原作の名作小説を見事に映画化した傑作ドラマ。(オリコンデータベースより)

監督/菅原比呂志
脚本/前田順之介、菅原比呂志
出演者/宮沢りえ、菊池健一郎、工藤正貴

 

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