乃木坂46
※画像は乃木坂46のシングル『夜明けまで強がらなくてもいい』(通常盤)より

この連載では、乃木坂46の個人PVと呼ばれる映像作品群に着目し、実験的なショートムービーが無数に生み出される自由な場としてこのコンテンツをとらえている。とはいえ、グループ自体の方向性がまだ定まっていなかったデビュー直後には、個人PVという企画をいかに位置づけるかもまだ心許なく、いささか混乱含みの模索がうかがえる。それを示すのがデビュー初年度、2~4枚目までの各シングル収録の個人PVで設けられた“統一テーマ”である。


香月孝史

1980年生まれ。アイドルなどポピュラー文化を中心にライティング・批評を手がける。2019年に催された企画展「乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展」(ソニー・ミュージック六本木ミュージアム)では解説文の作成や展示内容の選定に携わる。著書に『乃木坂46のドラマトゥルギー 演じる身体/フィクション/静かな成熟』『「アイドル」の読み方 混乱する「語り」を問う』(ともに青弓社)、共著に『社会学用語図鑑 人物と用語でたどる社会学の全体像』(プレジデント社)など。

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