佐藤寛子「完璧な身体」と「圧倒的な歌唱力」を持ったグラビアアイドルの“ありえたかもしれない未来”の画像
※画像はほしのあき 磯山さやか 佐藤寛子『Very Merry X'mas/kiss and hugs』より

連載企画『グラビアアイドル歌謡の世界』
第6回 佐藤寛子ほしのあき磯山さやか『Very Merry X'mas』(2005)

 平成という時代を水着姿で彩ってくれた、グラビアアイドルという存在。実は彼女たちの多くは、CDという形で名曲・駄曲・珍曲を残してくれている。ここではそんなグラビアアイドル歌謡を改めて聴きながら、彼女たちの思い出を語ってみたい。

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 佐藤寛子の登場は衝撃だった。大きく張り詰めた胸、コルセットをつけているかのように引き締まったくびれ、浮き出る腹筋、長く逞しい脚。グラビアアイドルとして完璧な身体というものがあるとしたら、2002年の彼女はまさにそれだった。

 神に与えられた肉体を持つ彼女は、写真集を次々に大ヒットさせたのち、2005年に歌手としてもデビューを果たしている。その歌唱力がまた衝撃だった。「グラビアアイドルにしては上手い」というレベルを余裕で凌駕する、見事な表現力と安定感。天は彼女に二物を与えていたのだった。

 今回紹介する『Very Merry X'mas』は、2005年の12月にリリースされた、彼女にとって二枚目のCD音源だ。ほしのあき、磯山さやかという、事務所の異なる先輩グラビアアイドルと組みながらセンターポジションに収まっていることからも、彼女の歌唱力がいかに周囲から期待されていたかが分かる。

 楽曲は、クリスマス・ソングとして定番であるマライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』にも似た多幸感溢れる佳曲で、この季節に街で普通に流れていても全く違和感のないクオリティ。聖夜に始まる奇跡の恋を、三人が明るい声で歌い上げる。そしてやはり、三人の中でも佐藤寛子の歌声が突出している。

 本作はジャケットにも付属DVDにもお色気要素はほぼ無く、楽曲だけで勝負しようとした痕跡が見て取れる。佐藤寛子は、歌手として大成することを本気で夢見ていたのかもしれない。

 しかし、これが彼女の歌う最後の曲となった。グラビアアイドルはビジュアルを消費される存在であり、アイドルのCDを買うという習慣自体が失われていた時期なので、仕方のないことだろう。

 その後、彼女はグラビアを辞めて女優業に専念していくことになる。2009年に『仮面ライダーディケイド』(テレビ朝日系)で久しぶりに見た彼女はずいぶんと痩せていて、デビュー時とは別人のように感じたものだった。

 2010年の映画『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』でフルヌードを披露してからは、男性週刊誌の袋とじグラビアの常連となり、2015年に出産、現在は子育てをしながら女優業を再開させている。

 彼女はデビュー当時のインタビューで、こんな身体をしていたら普通の仕事は出来ないと思ったからグラビアアイドルになった、というようなことを話していたと記憶している。もし彼女があと10年、せめて5年遅く生まれて、グループアイドル・ブームの時代に芸能界デビューを果たしていたら、身体ではなくあの歌声で活躍できていたのだろうか。

 グラビアというアイドル界の辺境から生まれたこのクリスマス・ソングを聴くと、今でも佐藤寛子という逸材の「あったかもしれない未来」について考えてしまう。メリー・クリスマス。

(文・真実一郎 https://twitter.com/shinjitsuichiro

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