
巨乳、爆乳、美乳、微乳。女性タレンの胸を形容する定番のタームの数々。当然のように、それ以外にも多くの呼称が生まれ――スライム乳、軟乳、マシュマロパイ、メロン乳、スイカップ、〇〇パイなどなど――随時、グラビアの誌面やネット上に文字が躍りつつ、時に一つの流行語としてシーンを盛り上げてきたわけだが、ここ数年さらに新たなワードがいくつも生まれている。ここではそれらをピックアップし、検証してみたい。
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アイドル評論家の三橋りの氏が語る。
「取り上げるメディアとしても、できることならやはりフレッシュな形容を使いたいですからね。合法ロリ巨乳なんてのはここ数年の最たるヒット・ワードだと思いますが、ほかにも、まん丸バスト、適乳、あとは、胸そのものというより着衣による見た目ながら、ニット乳というのも頻繁に誌面やネット上で見受けられますね」
あえて言うまでもなく、合法ロリ巨乳の代表格は長澤茉里奈。まん丸バストは、葉月あやを筆頭に、結城ちか、高橋凛ら、適乳(念のため補足すると、巨乳と微乳の間のちょうどいいサイズ)は、大貫彩香が第一人者。ニット乳は女子アナ方面で多用されている。
「個人的には、適乳はもっと浸透していいと思うのですが、そこまではいっていないですね。小さいおっぱいの“ちっぱい”はよく聞きますが、グラドル・ファン的にはどうなのか……。テレビ朝日の三谷紬のそれを評して“サッカーボール乳”というのが言われてますが、それを最初に言われたのは平愛梨。三谷もサッカー選手にシュートされるのではないかと、余計なお世話ながらちょっと心配になります」(アイドルライター・ニイゼキユウジ氏)
余談ながら、筆者は2000年代前半から“ちっぱい”の逆で“でっぱい”という言葉を年にいっぺんぐらい原稿で、思い出しては使っているのだが、むろん浸透はしておらず。一方、ニット乳に関しては――その言葉が生まれる以前――印象としてその元祖的存在は誰なのか? が一部で取り沙汰されているようだが、個人的な印象として、かつて、90年代後半、『トゥナイト2』(テレビ朝日系)で日々MCを務めていた斎藤陽子や下平さやかあたりを想起した次第。
「最近のネットを見ると、“超乳”といった呼称も見受けられますが、これは相当限られた子じゃないと無理でしょう(苦笑)。井上和香や谷澤恵里香、柳瀬早紀でお馴染みの〇〇パイに関しては、巨乳の新星の月野夏海が『なつみパイ』、南波みわが『ミワパイ』のタイトルでDVDを相次いでリリース。どこまで飛躍、浸透させられるか注目です」(前出・ニイゼキ氏)
呼称に関しては、ほぼほぼメディアがつけるケースが多いわけだが、かつての相澤仁美の“愛がいっぱい詰まったIカップのマシュマロパイ”(自称“おっぱい番長”というのもあった。ちなみに事務所の後輩の手島優の“愛がいっぱいIカップ”は相澤を受け継いだことになる)のように、キャッチフレーズとして自ら考案するというのも一興だろう。2020年、新たなおっぱいの呼称、自称他称含め、その動向に注目したい。
(文・織田祐二)
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