曲名は『100 MAGIC WORDS』。シンバルズの矢野博康によるプロデュースで、当時人気を博していたTommy February 6を彷彿させる、キュートでノスタルジックなユーロビート。彼女の少し鼻にかかった甘い声が魔法となって、極上のポップソングに仕上がっている。グラビアアイドル歌謡史上で間違いなく3本の指に入る名曲だ。
カップリングでは同曲を全て英語歌詞で歌っていて、流ちょうな英語を披露している。グループアイドルが乱立する現在でも、英語で歌うアイドルポップスは結構少ない。あのまま英語で歌うアイドル歌手になるという独自路線もあったのでは、と今にして思う。
水着の魔法も歌の魔法も解けたけれど、彼女は今も女優として健在で、2月12日から始まる舞台『恋とか愛とか(仮)4』の東京公演に出演するなど、あの頃と変わらない美貌で活発な姿を見せてくれている。
(文・真実一郎 https://twitter.com/shinjitsuichiro)
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