しかし、それはあくまで山口百恵松田聖子小泉今日子中森明菜などアイドル歌手全盛だった昭和時代を基準に見ているからにほかならない。確かにその意味では「アイドル冬の時代」と言いたくなったとしても無理はない。だが歌手以外にも視野を広げれば、「アイドル冬の時代」とされた平成前半にも忘れてはならない女性アイドルは数多くいた。さながらそれぞれの特技や武器を持って梁山泊に集った『水滸伝』の豪傑たちのように。

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 たとえば、本書の最初を飾る宮沢りえはそうだろう。彼女はCMからスタートし、映画、ドラマ、歌、写真集と多彩な活動を繰り広げ、一躍脚光を浴びた。また広末涼子もそうだ。CMで人気が出るとともに演技や歌へと活躍の場を広げ、早稲田大学に入学した際には大々的に報じられもした。

 2人に共通するのは、アイドルとしての生命力である。活躍が華々しかった分、彼女たちは芸能マスコミの格好の標的になり、色々スキャンダラスに書き立てられることにもなった。でも2人は強かった。それぞれのやりかたで苦難を乗り越え、いまや女優として押しも押されもせぬ存在になった。

 では、なぜ平成女性アイドルは強いのか?

 それを知るためには、平成という時代に一度目を向けてみなければならないだろう。とりわけアイドルは、私たちにとって身近な存在だ。その分、時代とも密接な関係にある。

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