先ほどもふれた欅坂46を特徴づける個人志向の象徴的存在が、デビュー曲以来ずっとセンターを務めてきた平手友梨奈であることに異論はないだろう。実際、その言動やパフォーマンスは従来のアイドルにはない自己主張を感じさせ、常に世間の注目を集めてきた。

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 その彼女らしく、強い意思表示を感じさせる「脱退」という表現を選んだことは、盤石に見えていた“女性アイドル=グループアイドル”という平成の図式に一石を投じるものであるはずだ。その選択は、アイドルにおける個とグループの従来の関係性に鋭く再考を迫るものだろう。だからこそ、平手友梨奈はもちろん、彼女が抜けた後の欅坂46の今後の動向からも目が離せない。

『平成アイドル水滸伝~宮沢りえから欅坂46まで』のなかには、欅坂46をメインにした回もある。その最後に、私は「時代はいま一巡りしようとしている」と書いた。そのときは、新しい時代のサイクルの始まりはまだ予感でしかなかった。

 だが昨年からの一連の出来事を見ると、そのサイクルはすでに現実のものになろうとしているのかもしれない。そして今回の本は、そんな時代の転換期を理解する一助にもなり得ると確信している。手に取っていただけるのであれば、著者としてそれに勝る喜びはない。

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