2010年2月6日の放映回は、いまでも強く印象に残っている。フジテレビのオフィスフロアを舞台に、働く社員の中を超ミニスカートの女子大生たちたちがこの歌を歌いながら歩き、その映像を、生放送なのにまるでミュージックビデオのように見事に繋ぎきっていた。テレビの底力を見せつけられたような気がした。
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しかし最近、その映像を動画投稿サイトで再確認してみたところ、コメント欄に「オヤジの夢が詰まっててきもちわるい」という書き込みを見つけて我に返った。そう、この歌も、そしてこの番組自体も、2010年当時ですら時代錯誤感があったのだ。
男だらけの職場に若い女性を軽装ではべらせ、卑猥な歌を笑顔で歌わせる。完全に昭和のオヤジ社会の宴会ファンタジーだ。10年後の今見ると、その気持ち悪さがよくわかる。作り手も視聴者も、テレビという箱庭で、内輪で楽しんでしまっていたのだ。
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