伊藤万理華
※伊藤万理華/画像は本サイトの記事(https://taishu.jp/articles/-/56932)より抜粋

 現代のアイドル楽曲における卒業ソングは「歌」を軸にしたものが多い。そのような中で、かつて乃木坂46で異彩を放っていた伊藤万理華の卒業ソングの核心は「PV」にこそあった。ファンへの感謝の気持ちをストレートに綴った歌詞と“個人PVの女王”と言われていたからこそ作り出せた映像の世界観。伊藤万理華を『デート前日の気持ち』から見続けてきた2人はアイドルとしての終わりをどのように送り出そうと考え、作品が制作されていったのか。3回にわたってそのすべてに迫った。

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――『はじまりか、』では卒業をポジティブに描こうという狙いもあったんでしょうか?

真希 スタートはネガから入りました。まりっかのアイドル人生を語る上では、やっぱり光が当たってなかった時の心境をきちんと描かないといけない。そして、「その時から応援してくれていた人への感謝を伝えないと」という使命感を持ちました。

 卒業後のまりっかは、アイドル時代とはまったく違う方向へ行くと思ったので、「どこか別の場所、違う顔でまた会いましょう」という意味を込めました。推しの方には「ここで終わり」じゃなくて、彼女のこれからを見てほしかった。だからこそ「、」です。

――『まりっかʼ17』のようにワンカットでの撮影でした。

真希 『まりっか'17』は、もともとファンをもっと増やそう、絶対に選抜に入るようにしてあげようという思いを込めて、乃木坂46の多彩なメンバーの中でも彼女しかできないことを考えたあげく、ワンカットで歌&ダンスを撮る作品になりました。

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