モーニング娘。
※画像はモーニング娘。のCD『Memory 青春の光』より

 22年を超える歴史を持つハロプロに存在する卒業ソングは他グループと比較すると個人の意思が明確に示されている。「切なさ」や「悲しみ」ではない「強さ」が表れる卒業ソングを歌っていた彼女たちはどんな思いでグループを去っていったのだろうか。多くの卒業していったハロプロメンバーの実際の言葉と共に、3回にわたってハロー!プロジェクトにおける卒業ソングについて振り返る。

 思うに、卒業の真の意味とは、「孤独の始まり」なのかもしれない。レールの上を歩き終えた者たちの人生は、自由や自立の誇りと引き換えに、自分にしか分からない沢山の孤独も手に入れる。青春時代よりもその後の人生のほうが、本当はずっとずっと長いのだ。

 しかしそんな時に、「自分だけに寄り添ってくれる」「強く揺るがぬメッセージ」は、後に人生の無二の道標として作用することがある。

「モーニング娘。だったことを誇りに思うから、歩んできた道を大事にしつつ、自分の行きたい道を進ませてもらった。あ、そうか。いま気付いたけど、(自身の卒業ソングとなった)『Never Forget』って、帰ってきてもいいように書いてくださったのかな」 (モーニング娘。1期メンバー・福田明日香

 ハロー!プロジェクトの卒業ソングは数に守られた「みんな」ではなく「ひとり」に歌いかけることで、その歩みを支え、力強く励ましてきた。卒業の先には孤独が待つが、歌詞やメロディに込められた人の思いは、たとえ広い社会の中でも、いつまでも優しく響く。

文●乗田綾子

(EX大衆4月号 ハロプロ卒業ソング 3/3)

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