森下千里
※画像は森下千里『Natural』より

連載企画『グラビアアイドル歌謡の世界』
第12回 森下千里『Natural』(2003)

 グラビアアイドルの王道は「童顔巨乳」である、とされている。古くは優香乙葉篠崎愛、最近であれば大原優乃。癒やしを感じさせる豊満かつ愛くるしいビジュアルが、現代の日本男性の嗜好に合うのだろう(それは二次元の世界でより顕著に表れているような気がしている)。

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 しかしグラビアの歴史の中では、そうした王道を外れた者が大きな人気を博すこともある。森下千里もそのひとりだった。

 2001年のレースクイーン・オブ・ザ・イヤーに輝き、グラビアに転身した彼女は、ライバルの童顔巨乳たちとは明らかに異なるオーラを発していた。引き締まった肉体と健康的な日焼け肌、意志の強そうなキリリとした顔立ち。それはまるで、ペルシャ猫の群れに一匹だけ混じった女豹のようでもあった。

 彼女は人気絶頂の2003年に、デビュー・シングル『Natural』を発表している。大黒摩季愛内里菜を彷彿させるビーイング系のJ-POPサウンドで、ポカリスエットのCMに使われても違和感のない爽やかな楽曲だ。歌声も伸びやかで、女性ロック・ボーカリストとして豹柄ジャケットなど羽織ってライブをしていたら、さぞステージ映えしたことだろう。

 昨年末に実質的な引退を宣言し、現在ではSNSも更新していないので、彼女が現在どうしているかはわからない。けれど、志村けんのバカ殿様の腰元として長く活躍した彼女のことだ、これからなにかコメントを発信することもあるのかもしれない。

(文・真実一郎 https://twitter.com/shinjitsuichiro

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