宮崎あおい
宮崎あおい

社会学者・太田省一×アイドル評論家・中森明夫対談 5/14

 今年、『平成アイドル水滸伝〜宮沢りえから欅坂46まで〜』(双葉社)を上辞した社会学者・著述家の太田省一氏が、「おたく」という言葉の生みの親であり、80年代よりアイドルを批評し続けてきたアイドル評論家・作家の中森明夫氏を迎え、平成のアイドルについて激論を展開。

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 アイドル批評の分野で2大論客ともいえる両者が、この30年間のアイドルシーンをアカデミックに分析する。昭和からのアイドルマニア、アイドル史を詳しく理解したい平成アイドルファン、どちらも必読だ。

■歌わない宮崎あおい蒼井優がアイドルだった

中森 もう1点、『平成アイドル水滸伝』の特徴として、宮崎あおいとか広瀬すずとか、女優さんもアイドル的な文脈で語られている点があると思います。僕も、同じ捉え方をしているんですが、『よい子の歌謡曲(*1)』直系の考え方というか、“アイドル=シンガー”と限定する捉え方の人も根強くいて、抵抗が強いんですよね。一方で、女優さんは女優さんで、“アイドル女優”なんて言われ方を嫌がる訳です。

──「女優」の方が「アイドル」よりステータスが高いという感覚がありますよね。

中森 でも、“冬の時代”といわれて、テレビでアイドル歌手を見なくなって以降、ゼロ年代中盤から後半にかけてくらいは、従来、アイドルが果たす役割を若い女優が果たしていたんですよね。

 例えば、上戸彩は『3年B組金八先生』(TBS系)で名前が世に出ましたけど、“彼女の代表作というのはなんだろう?” と考えた時に、ある時期まで『金八』以外のドラマや映画の作品名がパッと浮かばなかった。代表作はCMですよね。それまで歌手を本業とするアイドルが出ていたようなCMに上戸彩、宮崎あおい、蒼井優なんかが出ていた。

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