「乃木坂46が示した“共同体としてのアイドル”の可能性」社会学者・太田省一×アイドル評論家・中森明夫対談 6/14の画像
※画像は乃木坂46『ぐるぐるカーテン』【DVD付 / Type-A】より

社会学者・太田省一×アイドル評論家・中森明夫対談 6/14

 今年、『平成アイドル水滸伝〜宮沢りえから欅坂46まで〜』(双葉社)を上辞した社会学者・著述家の太田省一氏が、「おたく」という言葉の生みの親であり、80年代よりアイドルを批評し続けてきたアイドル評論家・作家の中森明夫氏を迎え、平成のアイドルについて激論を展開。

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 アイドル批評の分野で2大論客ともいえる両者が、この30年間のアイドルシーンをアカデミックに分析する。昭和からのアイドルマニア、アイドル史を詳しく理解したい平成アイドルファン、どちらも必読だ。

■乃木坂は共同幻想としての女子校のイメージ

中森 先生とお話していて、「なるほどな」と感じたことがあるんです。『平成アイドル水滸伝』では、アイドルのホームとしてテレビというものがあって、そこから「ホームレス」という言葉が使われている。また、「学校」という文脈でアイドルが語られている。結局、この本は、ホームなり、学校なり、そうした“共同体、居場所の変容にアイドルたちがどう対応したか?”がまとめられた一冊なのではないかと。

太田 中森さんが最初におっしゃった「アイドルが時代を映すんじゃなくて、時代がアイドルを映す」という考えをいま、自分の中で反芻しているんです。乃木坂46の生駒里奈の例を本にも書きましたが、彼女は不登校だったときに、たまたま乃木坂のオーディションを見つけて、応募したら合格した。そこに自分の居場所を見つけたというストーリーがありますよね。
 一方で、社会は学校に変わる新しい共同体の形をまだまだ構築できていない。その点、今のグループアイドル、特に坂道なんかはそうだと思うのですが、一生いられる訳ではないものの、ある程度の時間を過ごせる場所として機能している。

 だから、そこから卒業もしていくんだけど、それも何年か経ったら強制的に卒業させられるんじゃないですよね。建前かもしれないけど、自分が卒業をしたいと思った時に卒業ができると。そういう姿を見せることが、実はファンにも救いになっているんじゃないか。それが最終的に思ったことですね。

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