中森 本の中で、松浦亜弥はあらかじめ完成されていた、それが典型的なアイドルに見えたけど、実は大きく違うと書かれていましたね。

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太田 言い方は違うかもしれませんが、僕と中森さんの見解で共通しているのは、「アイドルとは未完成のものだ」というのがあると思うんです。未完成だからこそ、僕らは惹かれるというのがある。だけど、松浦は全然そうじゃなかったんですね。最初から完成されているように見えて、ケチの付け所がないと。アイドルを長年見てきた僕なんかが見ても、「この人はただ凄い」と思うしかないような歌手だったんですね。

 それと、彼女は2000年代前半という時代からある意味乖離していた存在だったんですよね。つんくさんという人の昭和的な歌謡曲マインドというか、アイドル歌謡を作る才能のようなものが、松浦亜弥に全部、注入された訳ですね。

中森 完全に完成されたものとして、ハロプロの中でモー娘。とは違う形で個人で出てきたというのは、なんか、ソロアイドルの終わりを感じさせますよね。これ以上やってもしょうがないというか。松浦亜弥がソロアイドルの終わりを刻印した感じはありますよね。

太田 彼女のような人がそのタイミングで出てきた理由はわからないんですが、結果として出てきちゃったら、これ以上はもうないんじゃないという感覚になるっていうことですよね。だから、みんなグループアイドルに行ったと言ってしまうと、ちょっと違うような気もするんだけど。ただ、ソロアイドルはここで一旦、ピリオドが打たれたことには間違いがない。その時、そう思ったんですよ。

中森 思った人は多いと思いますよ。

太田 しかも、実際、その後は出てきてないじゃないですか。20年近く。それは、当時の僕らが感じた直感というのは、アイドルというものの現実とリンクしていたんだろうと思いますね。

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