──表裏一体だということですね。
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太田 フィクションの主役っていう形であるからこそ、時代の空気を察知して、先取りして、“新しいこんな生き方もあるよ”とか、“こんな考え方もあるよ”みたいなことを示してくれるのがアイドルだと思えます。
リアル化していった動きがあった反面で、今は、フィクションっていうのをもう一度取り戻しているというか、そういったプロセスっていうものが、もう一方であるんじゃないかなと。特にここ最近の流れみたいに思いますね。
リアルな時代のなかで、理想というか、希望の形というか、目的地というか、そういったものを示せる存在。そういったものとして、僕らは常にアイドルというものを応援できる気がしますね。
中森 我々の大先輩である稲増龍夫先生(*1)が、昭和が終わった直後ぐらいに、『アイドル工学』(筑摩書房)という本を出されて、その帯に「アイドルは虚構だから美しい」というメッセージがありましたよね。まさに、それを思わせますね、30年経って。
太田 そこは本質のような気がしますね。そして、フィクションでありながらリアルであるというのが平成のアイドルだと思います。
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