太田 でも、作品を観てそう感じるということ自体がある意味で救いみたいなところがある。ホームレスになって、歌手だけじゃなくなった平成のアイドルたちは、さまざまなチャンネルを通して、僕らに表現してくれたんだろうな。それはまさに、中森さんがおっしゃった多様性みたいなものだとも思いますね。この本は、それが伝わるといいなと思って書きましたね。

【人気記事】工藤唯「肉感的ボディの最高峰!」むっちむちのむっちむち【画像13枚】

中森 昭和の時代のような確固たる幻想があって、アイドルはこういうものだという強固に守られてきたものが、平成になって一挙に崩れて、いろいろなところに出ていく。そうすると、傷つくこともあるし、痛みもある。しかし、痛みから生まれるリアルもある。そのサイクルが一通り終わったということですよね。

太田 そうですね。

■アイドルは他に類を見ない表現者である

中森 しかし、こうして振り返ってみると、スタッフが作ったものと、本人たちが生きた部分と両方あると思いますが、アイドルというのは本当に大したもんだと思いますね。たとえば、安室奈美恵ひとりをとってみても、彼女がやったことに匹敵するだけのことをした表現者、たとえば小説家にも、あの時代にそういないですよね。世の中も変えたしね。

太田 アイドルというのは表現者ですよね。百花繚乱と言うか、まさに水滸伝、多士済済みたいな形で、世の中に散らばって活動した。それが平成なのかなと思いますね。

(取材・文=ミゾロギ・ダイスケ)

【関連記事】

・伊藤万理華と『はじまりか、』まりっかの生みの親!福島真希・節夫妻が語る1/3

・現役アイドル前田美里「ファンの推し具合で抜擢があるのが楽しみ!」【写真51枚】「坂道が好きだ!」第20回

・生駒里奈、西野七瀬…アイドルと卒業ソングの関係性【乃木坂46編】

・小澤愛実「風船屋さん、猫カフェで愛を知る素敵な出会い」【写真57枚】【連載】ラストアイドルのすっぴん!vol.18

・現役OLグラドル古河由衣「またずれ荘」の向かいの竹林でタケノコ掘って食べてました【写真39枚】【独占告白1/8】