■ヘアヌードの時代からアイドル写真集へ

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 それにしても、写真集が何十万部と売れるというのは、久しい出来事である。思い出すのは、ひと昔前のヘアヌード写真集の流行である。20世紀はヌード写真集がよく売れた。いや、20世紀以前のそれこそ写真発明の黎明期からヌード写真は存在するのだが。

 思えば、宮沢りえ『Santa Fe』(朝日出版社)や菅野美穂『NUDITY』(インディペンデンス)はヘアヌードであることが話題となり、彼女たちのファンではない層にまで売れていった。それぞれの発行部数も155万部と80万部と驚異的な数字を残し、この記録はいまだに破られていない。

 しかし、『パスポート』には、白石本人も認める「セクシーな写真」はあっても、それはかつてのヘアヌードではない。ランジェリー姿やビキニ姿は含まれていても、基本的にはワンピースといった洋服を身につけている。いわば着衣で最も売れたアイドル写真集なのである。

 しかし、この事実を受け、それが女性ファンの目を意識したことの結果だとするのは早計である。そもそも脱がないアイドルが乃木坂46だ。

 前回、第1回目の連載(/articles/-/72111)で、アイドル写真集には、被写体—カメラマン—そしてファンとの三角関係が織り込まれていることを見てきた。着衣の写真集が成立する背景には、ヘアヌードに象徴されるような被写体の性それ自体が表現されることを、ファンが求めていないことが読み取れる。

 そして、それは女性ファンが多いからということだけが理由ではなさそうだ。例えば、乃木坂46の与田祐希が今年3月に発売した2nd写真集『無口な時間』のビキニ姿に、「脱ぎすぎ」との声を上げたのは主に男性が中心であった。性別はさておき、ファンが求めていることは「脱ぐ」ではなく、もっと違う何かなのである。

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