
連載企画『グラビアアイドル歌謡の世界』
第14回 長澤奈央『ラブボディー』(2005)
外出もままならない自粛生活が長く続くと、どうしてもストレスが溜まりがち。しかしそんな全国民のモヤモヤもこの曲を聴けばパッと消えますよ、とばかりにお勧めしたいアッパーなグラビアアイドル歌謡がある。長澤奈央の『ラブボディー』だ。
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スレンダーかつしなやかな身体と、白い歯がこぼれる明るい笑顔で、2000年代に多くの雑誌グラビアやテレビドラマを賑わせた健康優良児・長澤奈央。彼女は歌手としても本格的に活動し、シングルを8曲もリリースしている。中でも2005年に発表された4枚目のシングル『ラブボディー』は中毒性のある代表曲で、瞬時にして血沸き肉躍る、いわば「聴くレッドブル」と言えるだろう。
この曲の元ネタは、日本では郷ひろみが『GOLDFINGER'99』としてカバーしたことで知られる、1999年に世界的に大ヒットしたリッキー・マーチンの『リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ』というラテン・ポップだ。
激しいサンバのリズムにあわせ、ギャップのあるアニメ声で、好きな男の視線を自慢のボディでくぎ付けにしようとする女性の心情を叩きつけるように歌うので、身体の芯から高揚感が沸き上がる。金色ビキニを着て踊りまくるミュージック・ビデオも衝撃的で、深夜に見ると瞳孔が開きっぱなしになるはずだ。
この曲のスマッシュ・ヒットにより、『ラブボディー』は長澤奈央を象徴する代表曲となり、『ラブボディー2』『ラブボディー3』から『ラブボディー-SEVEN-』まで、シリーズが7曲目まで作られることになる。しかし一曲目の『ラブボディー』の完成度がピークだった。
この4月、かつて特撮番組でヒーローを演じた俳優たちが、「#ヒーローが子供達を元気にする」というハッシュタグとともに、一斉にSNSで応援メッセージを発信した。2002年に『忍風戦隊ハリケンジャー』でハリケンブルー役を務めた長澤奈央も参加して、「しっかり手洗い、自粛して、コロナに負けないんだから!」とTwitterに書きこみ、子供達を元気にしてくれた。我々大人は、元気になりたければ『ラブボディー』を聴けばいい。
(文・真実一郎 https://twitter.com/shinjitsuichiro)
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