■アイドル界に与えた影響

 そういったことを考慮して、「2010年代最強の女性アイドル」を追求していくと、やはりAKB48の絶対センターだった前田敦子、ということになります。彼女がAKB48を卒業したのは2012年8月26日(これは東京ドームでの卒業コンサートの日付で、劇場での卒業公演は翌27日)。同年3月の電撃卒業発表からの5カ月間、彼女の卒業ロードはまさに国民的関心事となり、卒業発表時のスピーチはいまだにモノマネ芸人たちのネタとして語り継がれています。

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 AKB48が結成時から目標として掲げてきた東京ドームに到達し、そのステージで卒業するというドラマ性。ミリオンヒットを連発していた人気絶頂期というタイミング。さまざまな要素が絶妙に絡み合って生まれた伝説の卒業コンサート。時代の空気感を含めて、あの瞬間を超えるシーンは2010年代には出現しませんでした。もちろん彼女ひとりの力ではありません。ライバルとして大島優子がいて、AKB48の世界観を全力で守った高橋みなみもいました。のちにはその世界観を絶妙のバランスでひっくり返して天下を獲った指原莉乃も登場しますが、あくまでも「前田敦子がセンターだった」という事実があってこその話なのです。

 つまり、2010年代のアイドルの礎を築いたのが前田敦子だったのです。

 2010年代の稼働はわずか2年8カ月に過ぎませんが、その後のアイドル界に与えた影響を考えれば、その時間の重みは10年どころの騒ぎではない。その存在感をかき消すような新星が登場した時こそ、2020年代のアイドルは新たな文化を生みだすこととなるのです――。

(EX大衆6月号「2010年代最強アイドル」前田敦子)

●PROFILE こじま かずひろ 1968年生まれ、茨城県出身。ライター・編集者。2012年からはももいろクローバーZの「公式記者」として取材にあたっている。主な著書に、『活字アイドル論』(白夜書房)、『ももクロ×プロレス』(ワニブックス)、『ももクロ青春録』(朝日新聞出版)など多数。

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