
日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)総集編の3回目が、5月31日に放送された。新型コロナ渦を機にリモート収録に臨んだMCのオードリーと日向坂46の面々。『ヒルナンデス』(日本テレビ)でいち早くリモート収録を経験したおかげか、オードリーの小気味よいMCぶりは番組を大いに盛り上げた。
お笑いに意欲的な日向坂46メンバーのバラエティ能力も健在。むしろ怪我の功名と言うべきか、リモート収録のおかげで普段よりも積極的に笑顔を誘うような発言が増えたような気さえした。
そしてなんと言っても『日向坂で会いましょう』を面白くしている大きな存在と言えば、番組を制作する「株式会社ケイマックス」にほかならない。というのも、同社の番組構成や動画編集を見ていると、制作スタッフが『日向坂で会いましょう』を大事に作り上げているのが窺えるからだ。この愛の深度は、いち視聴者として非常に嬉しくなる。
とりわけ、番組中に入るテロップには小ネタが満載。調べない限りは、決してわからないであろう元ネタも数多く存在している。本稿ではその元となるネタの一部を筆者が調査。小ネタを知ることでより番組が面白くなること間違いなしだ。
■リモートでも力技。
こちらは富田鈴花のフリで、番組MCの春日俊彰が変顔を披露したときのテロップ。元ネタは、5月21日に放送された『どうぶつピース!!』(テレビ東京系)から。猫が驚いている写真を見て大喜利を披露する企画だったのだが、春日は「きゃぁぁぁぁぁぁぁ うぉおおおおおお」とストレートに表現。全く捻りのない回答に、モデルの河北麻友子が「リモートでも相変わらず力技なんですね」とツッコんだ時のセリフだと思われる。
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