井上和香写真集『W』(学習研究社)
井上和香

 「グラビア甲子園 都道府県代表決定戦」東京都・2000年代前半編

 各都道府県出身のグラビアアイドルを調べ、その中で代表を決めてしまおうという新企画「グラビア甲子園」が始動。

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 グラドル甲子園ラストを飾る東京都編。前回90年代編をお届けした際、“人が多いので今後は数回に分けて記していく”旨書いた次第で、トータルで3回にでも分ければいいかとタカを括っていましたが、とてもとても(苦笑)。あまりに大勢いるので、今回は“2000年代前半”の時期の顔ぶれを。いや、にしても先だっての都知事選といい、グラドルといい、東京都は奥が深過ぎです(笑)。

1 ほしのあき
2 小池栄子
3 井上和香
4 井川遥
5 川村亜紀
6 安めぐみ
7 仲根かすみ
8 矢吹春奈
9 内田さやか
10 沼尻沙弥香
11 花井美理
12 山本早織
13 市川由衣
14 MARI
15 松嶋初音
16 岩佐真悠子
17 名波はるか
18 藤川京子
19 樹里
20 山本早織

 前回の90年代編に負けず劣らずの錚々たる顔ぶれ(前回、大原かおり、現・大原がおりを入れ忘れておりました。申し訳おりません)。実際まだまだいるわけで、もっと言うなら、ほかの46道府県の面々を加えると、さらなる充実ぶりになるわけで、当時の盛況の様相を思うと言葉にならず。いや、ムーヴメントを超えた、文字どおりのブームの状況は痛快にして壮観でした。

 そんなわけで、ほぼ大半がレジェンド級ということで、いまさら余計な説明は要らないとも思われますが、雑感を2、3述べていくとして……。ちなみにお気づきの方もいるかと思いますが、小池栄子はすでに98年ぐらいから表紙級の地位を確立していたわけですが、元来女優志向でグラビアへの熱意は少なく、乾坤一擲、重い腰、ならぬ重い乳を上げたのは2001年以降。実際、グラビアにおける90年代の表情と、2001年以降のそれはまったく異なるもので、この時期の明るさや吹っ切れ具合は特筆に値するものでした。

 個人的に思い出深いのは、某誌でしばらくコラムを担当していた安めぐみや、内田と沼尻のWさやか、山本早織、市川由衣、藤川京子あたり??? とりわけ、Wさやかは斬新だった印象。事務所が一緒ということもあり、コラボでのウリは画期的。惜しむらくは、事務所がそこまで大手ではなく、展開が難しかったところ。

 山本早織は、インタビューしたあと、部屋に帰ったら、直筆のお礼のFAX(笑)が届いてて、仰天した覚えが。いまならSNSを通してサクッとできることですが、当時は新鮮の極み。

 市川由衣は、筆者が長年住む中野では、ブレイク前からそれなりに知られていた存在(母親がまた有名なお方)。藤川京子はその美貌で(単にタイプなだけ?)、インタビューで初めて異常にテンションが上がった子だった……かも(苦笑)。

 前回の90年代編で指摘した“グラドルの賞レース獲得”の観点で行くと、この時期の面々はそこまで縁があるというわけではないような? ほしの(ブレイク後、ゴールデンアロー賞グラフ賞受賞)も小池も仲根もWさやかも花井も山本早織もタイトルの肩書き抜きにブレイクに至ったという。

 小池あたりは“イエローキャブ”という賞以上にどデカい看板を背負っていた側面ありますが。シンプルにビジュアルや巨乳が評価、注目されていた時代であり、一方で、DVDにおける戦略がより強化された時代でもありました(花井や山本早織、名波はるかなどはデビュー作から高セールスを記録)。

 なお、今回漏れて(くどいようだが、人数多すぎ!)、個人的に思い入れが強く書きたい面々については、あらためて10~20名選抜して番外編で取り上げたい所存。

 そんなわけで、今回はこんな感じで。あの時代、グラドルにとってもファンにとっても、桃源郷のような本当~にいい時代でした(しみじみ)。

(文・織田祐二)
 

 

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