『ピンク・レディー』のアイドルダンス革命「振付師・竹中夏海と追う」アイドルダンス総論の画像
※画像はピンク・レディーCD『ベスト&ベスト』より

 時代の進化とともに、アイドルは変化することで、我々見る者の心を捕えて離さない。とりわけ、ダンスという表現方法は時代に合わせて変化し続けている。「アイドル」が市民権を得るようになった70年代から、令和の現在までのアイドルダンス論。

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 1970年代初頭、南沙織や天地真理がデビューして「アイドル歌手」が生まれる。彼女たちの振り付けは、手振りが基本だったが、76年にデビューしたピンク・レディーはダンスを売りのひとつとしてブレイクした。

「70年代のアイドルにとって振り付けとは『歌唱中手持ちぶさたにならないため』の手段だった側面があります。踊りが歌と肩を並べるほどの主要素となったのはキャンディーズを経て、ピンク・レディーが確立させたのではないでしょうか。それまでのアイドル歌手が当時の“女性らしさ”を表現していた中で、ピンク・レディーは膝をパカッと外に開くなど、アイドルダンスの固定概念を覆しました。

 最初はそれが「下品だ」と言われて、番組でも俯瞰のカットを入れられるなど振り付けが映りすぎないようテレビ局からは敬遠されたそうです。でも、それを上回る勢いで子供から支持があったことで、世の中に受け入れられるようになった。いままで見たこともない動作が新鮮に子供たちの心を捉えたんでしょうね。

 ピンク・レディーの振り付けはとてもキャッチーですが、同時にクレイジー。例えば『UFO』で頭の後ろから手を出す振りは、丘に見立てた頭からUFOがピョコッと現れるイメージで付けられたと言われています。歌詞をヒントに世界観を構築していくのは現在も定番の手法ですが、それがかなり飛躍していていいですよね」

(EX大衆2019年11月号「アイドルとダンスを語ろう」ピンク・レディー)取材・文●大貫真之介

●PROFILE たけなかなつみ 1984年6月10日生まれ、埼玉県出身。振付師。2009年から振付師として本格始動。HKT48などの大型グループから実力派ライブアイドルまで、担当したアイドルは400人にも及ぶ。『ゴットタン(テレビ東京)』から生まれた国民的アイドル“ヒム子”など、年齢性別を超えて踊り手のアイドル性を引き出すことに定評がある。アイドル愛の視点を活かし、『ラストアイドル』(テレビ朝日)などの審査員を務めたり、アイドルダンスに関する書籍も出版。現在はWebメディアケイクスにて『アイドルダンス半世紀』を連載中。

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