■「ヒット曲を作る」ことが最優先

――そうなると、「ダンス&ボーカルグループとどう違うのか」という話にもなると思います。

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 僕としては、お客さんが求めることには当たり前のように応えるというアイドルの構造をヒット曲を作るために活用したかったんです。あくまで「ヒット曲を作る」ことが最優先です。「質が低いアイドルとは違いますよ」というマウントを取る意思表示でもある「ダンス&ボーカルグループ」という肩書きへの違和感はありますね。

――加茂さんからメンバーに歌唱指導することもあるんですか?

 僕からは洋楽の曲を薦めたり、ビルボードやブルーノートでのライブに連れて行く程度ですね。ボイトレは続けてもらっています。通うことが安心感につながるので。

――現在はフィロソフィーのダンスのプロデューサーから立場が変わったそうですが。

 制作ディレクターも入っているし、会社の組織上は関係なくなっているので、現在はスーパーバイザーとして関わっています。今後のフィロソフィーのダンスにはPerfumeのようにエイジレスな活躍を期待しています。10代で淡い恋心を歌って、26歳くらいで卒業する、そんなアイドルの典型的な構図は古いと思うので、30、40代になって結婚して子供を産んでも歌い続けてほしいです。

――加茂さんが仕掛ける新しいアイドルグループのオーディションがまもなく始まるそうですが。

 フィロソフィーのダンスのコンセプトをさらにバージョンアップしたいです。アイドルファン以外にも届くような、ジャンルを縦断するグループを作ろうと思っています。

――アイドル業界全体は活気があるとは言えない状況で、新しいグループを作る狙いを教えてください。

 BiSHやNiziUが売れているようにニーズがなくなったわけじゃなくて、テンプレートなアイドルに新鮮味を感じなくて新規ファンが増えていないだけだと思っています。サービス業としてのアイドルはなくならないので、創意工夫をすればマーケットは広がるはずです。

(2020年EX大衆11月号「アイドルにとって歌唱力とはなんなのか」加茂啓太郎)取材・文●大貫真之介

PROFILE かもけいたろう 1960年3月3日生まれ、東京都出身。1983年に東芝EMI(現ユニバーサルミュージック)に入社後、多くの邦楽バンドの新人発掘を手掛けてきた。その後、2011年から2012年にかけて、BiSやでんぱ組.incの台頭によりアイドルシーンに目を向けるようになり、2014年に寺嶋由芙のサウンドプロデュース、2015年には女性アイドルグループ・フィロソフィーのダンス(奥津マリリ、佐藤まりあ、日向ハル、十束おとは)を結成した。

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