いくつかの評にもあるように、下半身(前と後ろ)の無防備さがとりわけ見どころでもある本作。試合のシーンも多く収められた中、真剣勝負の流れでそういう部分を気にしている暇など微塵もないというのは当然の理として、作品化にあたってキッチリそれらを収録するというのは、いまさらながらもある種の意図(彼女と制作スタッフの総意かはともかく)が感じられ、興味深い。

 極めつけは、DVDを収めるケースの内側写真。彼女の顔ならぬ、お尻のみのアップの写真が使われていることに、リリース時点におけるその後のグラドルとしてのケツ意……もとい決意の片鱗を感じた次第。ちなみに個人的オススメは、ピンクのワンピース着用のシーン。一瞬間、胸元のポイントに迷わず反応、凝視してしまったことを忘れずにここに記しておきたい。

 いろいろアレコレ書いてきたが、本作を視聴して、あらためて抱いた多少の不満を書いてしまったのは、ひとえに彼女の魅力の大きさとグラドルとしての(半ば幻と化した)ポテンシャルの高さゆえ。当時、某誌で定期的に行なっていた『グラドル番付』特集(毎度シツコイようだが、昨今様々な媒体でお馴染みのグラドルの番付企画の元祖と自負している)で、自分は一度だけ彼女を東方横綱(グラドル界事実上のナンバー1)にしており、その認定は間違いではなかったといまも強く思っている。

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