過去のレビューを見ても、巨乳グラドルの映像として手放しで賞賛したものは皆無であり、その若さやかわいらしさに焦点を当て感想を述べたものが大半。シーンの移り変わりとともに、いつしか、彼女の映像作品はグラドル史における伝説と記憶のかなたに埋もれてしまったというのが実情だろう。

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 そんなわけで、毎回、グラドルイメージの名作を紹介していく主旨にあって、あえて彼女の作品を取り上げる意味はなにか? を問われるところだと思うが、2021年2月という今日(こんにち)の認識と思いで本作を見た場合、かなり印象が違ってくるからにほかならない(本作の最初のリリースは21年前のいまの時期)。

 というのも、彼女のファンならよくご存じのとおり、後々になって明るみになったことだが、再三にわたり闘病を余儀なくされることになった彼女の最初の発症が、本作リリース頃の19歳だったということ。加えて、最近の彼女のツイッターを覗くと、10代の時分の仕事への素直な思いが少なからず綴られており、そのあたりのフィルターを通すと、本作の内容がこれまでとは違ったものとなって感情や欲情に迫ってくるのだ。

 お馴染みの黄色いビキニ、白ビキニ、ピンクのビキニ姿などにおける若さ炸裂、天真爛漫な振舞いでの巨乳披露は、当時の彼女にとっては様々な思いが混在した中での精一杯のパフォーマンスだったのではないか? そんな思いが去来もするし、仮にそれは穿った見方としても、中盤で見せる揺れの応酬は文句なしの視覚効果であり、そこに映る彼女の屈託のなさ、楽しそうなことといったら!

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