それらの映像からネガティブな印象は微塵も感じられない。長年定着してきたはずの“グラドル・酒井若菜”への認識、レビューのニュアンスの微妙なズレ、誤解などにも思い至る次第で、そのギャップはあまりに大きい。昨今なにかとかまびすしい“発言の切り取り報道”の是非よろしく、作品の本質の呈示の仕方の難しさなどを実感させられたりも……。

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 なにはともあれ、10代の彼女のフレッシュな巨乳ボディと、すっぴんの満面の笑顔(巨乳と同じくらい必見。あと、尻回りの安定ぶりもシーンによって固唾を飲んで見入ってしまう)がとても魅力的、刺激的。あらためて往年の彼女を知るうえで、最高の映像がここには収められていると断じたい。

 確かにビキニ姿の収録時間は短い。が、こうした内容の作品が年に3、4作と惰性のようにリリースされていたなら話はまた別だが、そんなことは一切なく、希少なリリース作品として(彼女のイメージDVDは3年弱の間に4作のみ)、本作においては十分に堪能できる内容になっていると思える。最近の彼女の呟きを確認したあと、本作を見るといろんな味わいが生まれます。

(文・織田祐二)

酒井若菜(さかいわかな)

1980年9月9日生まれ。栃木県出身。T158・B94W60H85。1995年7月、本名の“酒井美幸”名義でデビュー。1997年、『週刊ヤングジャンプ』の「全国女子高生制服コレクション」で準グランプリを獲得し、ブレイク。改名を経て、1999年に日テレジェニックに選出され、トップ・グラドルの仲間入りを果たす。グラビアのほか、バラエティ、さらには女優業にも精力的に進出し、多くの作品に出演。2008年には、小説『こぼれる』で作家デビューも果たし、文筆業でも高い評価を獲得。一方で、19歳のときに膠原病を患い、以後、数度の闘病生活も経験。女優と執筆活動を続けながら、現在に至る。

 

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