同時に十八番の天然発言が松本人志に認められ、人気バラエティ『わらいのじかん』(テレビ朝日系、1999年~2000年)にレギュラー出演したのも大きいだろう。2000年は“一番多く雑誌に登場したグラドル”の称号を獲得したはずで、その後のゴールデン・アロー賞グラフ賞、2001年度雑誌愛読月間イメージキャラクターなどの選出は納得の流れと言えるものだった。

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 毎度のごとく前置きが長くなったが、彼女のグラドル・ブレイクへの布石とも呼べるのが2ndイメージの本作だ。撮影時は20歳。決して少女とは呼べない、ちょっとオトナなビジュアルの彼女のビキニ姿がたっぷりと収められている。

 注目はその天性の明るいノリと胸。バラエティで開花し、女優で確立される豊かな表現力(表情、喋り、振る舞い)はここですでに発揮。加えて新しかったのが、巨乳ならぬ準巨乳と呼ぶべき大きさのバストであり、大振りではないながら、走ると揺れまくり、寄せたり屈むとしっかり谷間ができるその形状は、素直に巨乳を支持できない当時の新規のピュアな男性層のハートを鷲掴みした。

 なにかと目立ちたがりのギャルや女子高生が幅を利かせる風潮にあって、彼女の存在、気質は極めておっとり落ち着いた女子大生であり、老若が安心して接することが出来た。その一方で、天然の言動(電車のドアに顔を挟まれ、鼻が曲がったというエピソードはあまりに有名)や天性の無邪気さによる“男としてとてもほってはおけない”感じが魅力的であり、本作でもそれは終始十二分に発揮されているのが、いま見ても微笑ましく好ましい。

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