おそらくグラドルとして、本人的に己の異端さや限界は認識していたのだろう(そこらへんは彼女のクレバーさに繋がる)。海辺、砂浜、ベッド、シャワー・シーン。この時点でできうる限りの水着でのパフォーマンスがここでなされている。持ち前のサービス精神はいかんなく放出されている。

他の水着記事を読む

 なお、タイトルが示すように、本作はカレシとのデートがテーマと言えるが、終盤、疑似ならぬ実際に男(後ろ姿)が出てきて、ラブラブに手を繋いで去っていく演出は、ファンならずとも意表を突かれるものだろう。まあ、性格抜群、屈託も悪気もまったくない彼女であって、そういうのもご愛嬌で許せるということで(苦笑)。実にその後、3度にわたって再リリースされることになった作品。掛け値なしに、必見の名作と言えるだろう。

(文・織田祐二)

釈由美子

1978年6月12日生まれ。東京都出身。T164・B85W58H84。1997年、『週刊ヤングマガジン』の「Missキャンパスグランプリ」に選出されて芸能界入り。1998年1月から深夜情報番組『ワンダフル』のワンダフルガールズ(第1期)として活動。1999年に1st写真集と1stイメージビデオ発売、ドラマ・デビュー、CDデビューを果たし、マルチな活動を展開。2000年、第1回スイムスーツグランプリ2000フレッシュ部門、宇部興産キャンペーンガールなどに選出。2001年にはドラマ『生きるための情熱としての殺人』、映画『修羅雪姫』それぞれで主演し、女優としての才能を一気に開花。歌手活動も続けるほか、務め、グラビア・クイーンとして最盛を極める。以後は女優やバラエティを中心に幅広いジャンルで活躍。2015年、レストランなどを経営する実業家と結婚、2016年に第1子出産。

【関連記事】

・岸明日香、天木じゅん、藤乃あおい…グラドルと銭湯の深い関係

・内田さやか&沼尻沙弥香のW-sayakaほか、一世を風靡した1984年生まれのグラドルたち

・若槻千夏、相澤仁美、菜々緒、吉田莉桜…20年間トップグラドルを輩出し続けるプラチナムプロダクションの実力

・大久保麻梨子、八代みなせ、佐々木麻衣、宮沢セイラ…ミスマリンちゃんに選ばれたアイドルたちを振り返る

・森咲智美、桐山瑠衣、山本ゆう…グラドルDVDに欠かせなくなったある必須アイテムとは?

アイドルイメージDVD名作図鑑