“癒し系タレント”安めぐみが歌った「禁断の癒しソング」は夢見心地を味わえる名曲!の画像
※画像はリリメグ『おやすみ』より

【グラビアアイドル歌謡の世界】 第33回 リリメグ(※安めぐみ)『おやすみ』(2006)

 安めぐみ。もう名前からして癒してくる。安心、安らぎの「安」に、慈愛や施しを意味する「めぐみ」。そして名前だけでなく、いつもアルカイックスマイルで、ふんわりと柔らかそうな肉付きで、すべてをやさしく包んでくれそうな雰囲気で。

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 2000年代初頭からグラビアアイドルとして頭角を現した彼女は、2006年には「結婚したいと思う女性タレントランキング」で1位に選ばれるなど、いわゆる「癒し系タレント」として突出した存在だった。

 そんな彼女が人気絶頂期の2006年にリリースしたのが、リリー・フランキーとのユニット「リリメグ」名義で発売した『おやすみ』という曲だ。リリー氏が司会を務めていたラジオ番組に彼女がゲスト出演したのがきっかけで交流が深まったらしく、本作ではリリー氏が作詞作曲、ギター演奏を担当。さらにはジャケット写真のアートディレクションやPVまでディレクションしている。

 この曲は、疲れた男たちに捧げられた「大人の子守歌」だ。星空の下、二人だけの秘密の場所で安めぐみに抱きしめられながら、深い眠りにつくまで耳元で囁かれる、そんな夢心地の気分を味わえる。リリー氏が彼女と男女の深い仲だったのかどうかはわからないけれど、彼女の癒し系としての資質を存分に引き出した手腕は見事と言わざるを得ない。

 ところで、藤子・F・不二雄の短編漫画で『やすらぎの館』という名作がある。あるオーナー企業の社長を務める中年男性が、社内政治や後継者問題に頭を悩ませ、そのうえ健康不安も抱えて精神的に追い詰められていたため、会員制クラブ「やすらぎの館」に通いだす。

 そこで男は幼少期の服に着替え、母親のような女性に抱かれ癒されることで俗世のわずらわしさから逃避する。「やすらぎの館」の母親は、膝枕で子守唄を歌い、男をどんどん幼児退行させていく。

 安めぐみの『おやすみ』を聴くと、「やすらぎの館」の母親はこういう歌を歌っていたのではと妄想してしまう。ずっとこの歌声を聴いたまま、もう現実の世界には戻りたくない。男たちにそう願わせる、ある意味で禁断の癒しソングだ。

(文・真実一郎 https://twitter.com/shinjitsuichiro)

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