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全ての写真を見るリアルとバーチャルが融合する、秋元康総合プロデュースの新アイドルプロジェクト『IDOL3.0 PROJECT』のFinal Stage進出者114名のお披露目イベントが2023年8月5日に東京の品川・ザグランドホールで行われた。
3月29日にスタートした本プロジェクトは、約1万人の応募者の中から選ばれた114名がFinal Stageに進出。この中から複数回にわたる選考を経て、最終候補者を選出する。
この日、会場には、プロジェクトを進める株式会社オーバースが発行する仮想通貨暗号資産NIDT出資者の中から抽選で選ばれたファン200人、同時配信で約4500人が114名のお披露目に立ち会った。映像のみの紹介となった6名の欠席者を除いた108名のメンバーは、自分でつけたニックネームを呼ばれると、ランウェイに登場し思い思いの一言で自己アピール。
「一生懸命頑張ります」と王道路線のメンバー、アイドルへの夢を語るメンバー、方言を使ったり自作のキャッチコピーでアピールするメンバーなど、数十秒のアピールタイムの間でもそれぞれの個性や、プロジェクトにかける心意気が垣間見える。
そして、最後にランウェイに登場したのは最年少・12歳のバニラと最年長・25歳のアヤチャン。2人は114人を代表して「今日はここに立つことができて、本当にすごく嬉しいです。この機会に感謝をして、精一杯全力で頑張りたいと思いますので、応援宜しくお願いします」（アヤちゃん）「すごく緊張していますが、自分なりに精一杯頑張りたいと思います。お願いします」（バニラ）とファンへ意気込みを語った。
続いて、デビュー曲『眼差しSniper』のサウンドが映像とともに一部公開され、クールな曲のサウンドとともに、コレオグラファーにTAKAHIRO氏、MV監督に池田一真氏が参加することが発表された。そして、今後のオーディションの模様がドキュメント映像化されることと映像監督として高橋栄樹氏が担当することが発表された。驚きの新情報解禁に、『眼差しSniper』の公開ではメロディーを口ずさむなど嬉しそうにしていた候補生108名も真剣なまなざしになり、次のステージへ気を引き締めていた様子だった。
108名はイベント終了後、すぐに合宿審査に出発。しかしこれはあくまでFinal Stageの1st審査に過ぎず、8月下旬の結果発表後も複数のステージが待っており、オーディションとNIDT保有ファンの投票を経て、年内中にはメジャーデビューを目指す9～11名のメンバー合格者が決定するという。
本プロジェクトでは、リアルな場での活動とメタバース空間などバーチャルな場での活動の両軸で展開。オーバース社の佐藤義仁代表取締役は、「クールなデビュー曲にふさわししいハイスペックなメンバーが集まりました。現在開発中ですが、メタバース内でのライブ配信や、メンバーとファンがイベントを通じて交流できる場を展開していきます。今までにないアイドル活動になると思いますので、ぜひご期待ください」と意気込みを語った。
すでに合宿審査の様子もTikTokで公開されており、今後も様々なプラットフォームを駆使しての、アイドルとファンの交流が期待される。114名のニックネームとプロフィールも公式HPで一挙公開され、デビューに向けて期待が高まる『IDOL3.0 PROJECT』。夢をつかむために彼女たちがどんなパフォーマンスやスター性を見せてくれるか、始まったばかりのFinal Stageから目が離せない。
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