
1995年5月18日生まれ、東京都出身。小学生時代から高身長で、スカウトを受けるほど目立つ存在だった。高校生のとき、友人の母がやっていたウエディングドレスの会社でモデルをしたことをきっかけに、それまでコンプレックスだった身長の高さに自信が湧き、モデルの道へ。とは言え、芸能界に憧れていたわけではなかったため、高校卒業後は「最初につらいことを経験したらなんでもできるはず」という独特の思考から、特にブラックな会社を探して入社。ハードな現場ながら地道な努力で成績を積み重ね、十代で店舗の責任者になるまでに。しかし、モデルの仕事をもう一度やりたいという気持ちがふくらみ、同社を3年で退社。メイド喫茶で週5日のアルバイトをこなしつつ、オーディションに通う日々を送る。現在の芸名である「九条ねぎ」はこのころから使い始めたもので、もともとのあだ名だった「ねぎ」に、「実際にある野菜で覚えやすい」ことから「九条」をつけたもの。しばらくはレースクイーンや広告モデルを担当していたが、オタクとして追いかけていたコスプレイヤーから誘われたことをきっかけに、自らもコスプレの道へ。SNSでコスプレ写真を掲載したところ、フォロワーも急増し、一躍人気コスプレイヤーとして認知されていく。デビュー当初は、自分の容姿にコンプレックスを持っていたが、地道なトレーニングと食事制限によるボディメイクを継続。今では、並みいるコスプレイヤーの中でも群を抜く8頭身ボディの持ち主へと成長を遂げた。特に急角度を描いたくびれと、その下で存在感たっぷりに鎮座する通称100cmヒップ」は多くのファンを魅了しており、コスプレでもグラビアでも猛威を振るっている。2020年9月、『週刊ポスト』の企画「美尻グラドル総選挙2020」では、初参加にして中間発表で1位、最終的には2位に輝いた。